マレーシアでは、ネット利用者の9割がSNSを楽しみ、うち6割がフェイスブックを利用していると言われています。その閲覧時間は週平均で9時間、ユーザー1人あたりの友達の数は平均233人と、いずれも世界1位。常に生きた情報を求めるマレーシア人には、ソーシャル・メディアの活用が欠かせません。
そんなマレーシアで、大成功をおさめたフェイスブックの販売促進事例を見てみましょう。
世界的な下着ブランド「ラ・センザ」が行ったのは、
みんなのいいね!やシェアで、セールの割引率をアップさせよう!
というキャンペーンです。
フェイスブック上でいいね!を募り、それが一定数に達するたびに、店舗セールの割引率もあがっていきます。
実施期間は6週間。
割引率をアップさせるには、あとどれくらいのいいね!が必要か?
ポスト(投稿)で随時報告しながら、ユーザーの興味を引きつけていきました。
結果、期間中の6週間で、15,000いいね!を獲得。
時間と店舗限定で45%オフセールを開催したのです。
また「ラ・センザ」のフェイスブックページは、今回のキャンペーンによって以下のような大躍進を遂げました。
・いいね!合計40,000を達成
・いいね!やコメント、シェアした1日あたりのユーザー数 …158.7%増、
・ポスト(投稿)の閲覧率 …1,290%増
・新たな「いいね!」 …556.7%増
・エンゲージメント率 …90.78%増
※ エンゲージメント率:
フェイスブックの投稿に対してどれだけのファンがいいね!或いはコメントしたかの割合。
例え下着を買う気がなくても、「ユーザーが割引率を決められる」というゲーム性から、ついつい、いいね!してしまいそうです。
フェイスブック上の友達数が世界一のマレーシア。
この1クリックが、日本とは比べものにならない影響力を持っているのですね。
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