2013年8月29日木曜日

百度+Weibo活用で、中国人観光客の「口コミ検索」から「訪日」を導く!

Googleが撤退した中国大陸で約70%とダントツのシェアを誇る検索サービス百度(バイドゥ)。
中国市場へのアプローチを考える時に欠かせないのがこの百度と、中国版TwitterことWeibo(微博)の同時利用です。Weiboは、利用者数が5億以上とも言われ、中国におけるプロモーション活動では無視できないソーシャルメディア。今回は百度の検索広告と、このWeiboを連携させた効果的なプロモーション事例を紹介しましょう。

百度では、2012年からWeiboのリアルタイム検索サービスの提供を開始しました。例えば「東京旅行」と百度で検索すると、Weibo上の投稿や発言から最新の「東京旅行」に関する投稿を、検索結果が表示されるのです。Weiboの投稿件数は1日に約1億件。百度の投稿検索サービスが、中国での情報伝達にどれほど影響力を持つものかお分かり頂けるのではないでしょうか。

日本同様、国をあげてアジアからの観光客誘致に熱心な韓国では、すでに百度とWeiboを利用した「検索」と「観光インバウンド」への取り組みに敏感です。
  例えばソウル観光局は、Weiboをはじめ開心網や優酷など、中国で人気のソーシャルネットワークサービスでアカウントを開設。HPのトップ画面上部には、各ソーシャルプラグインツール(Facebookが提供する「いいね!」ボタン等に相当)を入れるなど、工夫を始めています。また、百度で「韓国旅行局」と検索すると、連動広告でロッテ免税店のWeibo公式サイトが表示されます観光インバウンドのライバル韓国も、既に百度とWeiboを連携して使っているのです。

百度で「韓国旅行」と検索すると、「最新のWeibo(微博)コメント」として、韓国観光局の投稿が表示された

ソウル観光局HPのトップ画面。右上にWeiboなどへのリンクアイコン














では私たち日本企業政府旅行局のサイトはどうでしょうか。
百度で検索してみると、検索結果上位を占めるのは、残念ながら中国現地発信のものばかり。Weiboとの連携どころか、日本から発信された情報サイトすら非常に少ないことに気付きます。
百度の検索広告とWeiboを利用して「検索」と「シェア」をつなぎ、今から効果的なプロモーション戦略を行いましょう。
(アジアクリック/高橋学)

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2013年8月27日火曜日

タイ語ホームページ制作の注意点と特徴

2013年7月、タイからの観光客が、約2倍に増えました。


中国が35%マイナスといった状況の中で、観光業を中心に、タイ語ホームページ製作やタイ語Facebook開設への当社へのお問合せも増えてきました。

そこで今日は、タイ特派員のタム氏に、タイ語ホームページの特徴と、制作するにあたっての注意点を聞きましたのでシェアします。

【タイ語ホームページの特徴と制作の注意点】

Q. タイ語ホームページの特徴はなんですか?

A. それはズバリ、「写真が中心」であるということです。
傾向的にタイ語は書くのに手間がかかり、読むのも億劫。
そこで手っ取り早く写真から情報を得ようとする傾向があります。

バンコク在住の特派員、タム氏による資料

日本語のホームページ同様、文字中心にしてしまうとバナーなど画像に目を奪われてしまいがちなのです。


タイ語のホームページを見ると文字は少なく、興味のある内容については画像をクリックさせて、下層ページで詳細に文字や図表・地図で説明すれば良いのです。

Q2 タイ人観光客向けに、英語表記のホームページではダメでしょうか?

A2 ダメということではないですが、かなりハードルが上がります。
  タイ人の多くは英語はなんとか読めますが、日常的ではない点で私たち日本人と同じです。一部のタイ人を除いて会話はできないと言ってよいでしょう。

ですから、世界共通語としての英語で最初はタイ市場に対応しても良いですが、タイ市場に取り組むなら、タイ語でのホームページを用意しましょう。


【訪日タイ人観光客には、パンフレットも有効】
残念ながら、日本国内のWifi環境はあまり良くありません。ですから持ち運びしやすいミニパンフレット等を地域別・自治体別につくって、タイ語Facebookと連動させるのも有効です。
訪日中に、ホテルに戻ってからWifi経由で調べ物をしたり、写真を投稿したりいいね!を押したりして家族や友人に日本旅行を自慢するからです。(前述のタム氏)



タイ人は、直感的で感情的な傾向があります。
まず、観光資源の魅力を写真で伝える。「美しい」「美味しい」「面白い」写真でタイ人の心を動かしましょう!
(アジアクリック/高橋学)

拙著がAmazon・楽天koboなどで発売になりました。
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 アジア市場を知りたい方・観光インバウンド業の方・WEB業界の方にお勧めです。
 



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2013年8月18日日曜日

ベトナムでもECサイト登録が義務付けに


アジアクリックのホーチミン特派員のヴァンです。

516日、政府が52/2013/NDžCP番だという制令の発布をしました。この制令による、電子商取引のサービスを提供する何新しいウェブサイトかVECITA(ベトナム電子商取引と情報技術)に登記をするべきです。


また、この新しい制令も参加者にサービスを買うための保証金を払わせたり、新会員を説得して、ネットワークに加入するのをやめさせることができたら、手数料、賞品、他の経済的な利益を渡したりするマーケティング ネットワークとして管理するのを禁止します。

この制令は71日から効力になって、200669日の57/2006/NDžCPだという制令を取り替えます。この制令の目的は電子商取引を狙って、法的な枠組みを明白に改良することです。



また、新しい安全装置- HSBCの電子バンキング

電子バンキングへの新しい安全装置があって、口座主がオンラインžトランザクションをする時、前より安心するようになります。

新しい安全装置の有利な点:

Ÿ安全装置の暗証番号で防護の度を増す。

Ÿ使いやすいだ。装置を始動させて、安全装置の暗証番号を押すと、電子バンキングのログインをするための暗証番号が出る。

Ÿ小さくて、クレジットカードのサイズがある安全装置がどこでも容易に持っていって、利用することができます。

中国でも同じような登録義務制度ICPがありますが、ベトナムも発展するECサイトに義務付け、安全性確保の動きがありますね。

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【中国とASEAN市場の違いまとめ】中国と、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナムなどASEAN市場の違い・特徴

ここ10年間運良く中国・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどアジア各国で働く機会を得ている。



初めての出会いは10年前にシンガポール・マレーシアでホームステイをさせてもらった経験からだ。当時は英語も初級でましてや中国語も全くできなかったので、それぞれの市場の様子はおろか友人との会話もうまくできないような状態だった。またその後、中国大陸に2年間居住し、中国ビジネスから撤退するという貴重な経験を得た。
現在はシンガポールと東京を拠点に、毎月ASEAN各国を回らせてもらっている。
拙い経験で個人的な感想ながら、中国と東南アジアASEAN諸国の市場の違いを、書き留めておきたいと思う。
※なお、私の経験則によるオリジナルなので巷で言われている事とは隔離もあるかもしれないが一つの事実である。都度加筆修正していきたいのでどうかご容赦頂きたい。
※2014年4月20日加筆修正。


【中国市場の特徴】- 日本企業が勝てない仕組み
1)中国諸政府によるコントロール、中国側が勝つ仕組・習慣
2)文革以降、不信がベースにある市場で、お金のやりとり・人間関係に注意
3)他人のことを気にする余裕が無い、大人口による競争市場
4)全て事を進めるに辺り都度利害・賄賂が発生
5)反日である。中華帝国再建が悲願、周りのアジア諸国は属国の意識多数

→日本企業・団体は現段階では他市場と徹底比較して、進出の是非を問うべき。
 しかしながらアジア最大の市場であり必ず留意しなければならない市場として付き合い方を慎重に検討、撤退する判断基準を進出前に決める。




【タイ(バンコク)市場の特徴】- 男女比アンバランスで場当たり的だが、中間層増大で消費者マーケットも魅力的

1)社会保障が国民皆制度でなく、将来への不安、男性は家族を養う重圧
2)男:女=1:2、レディーボーイを含め女性数の増加・男性数減少の危機
3)男性は世界で最も浮気性、女性は非常に嫉妬深いと言われる
4)金銭欲が強く浪費癖も強い。女性の立場向上・組織内の躍進
5)現実からの逃避、タイ仏教の庶民解釈にもとづく来生への希望
6)文字を読む書くことをさける傾向、笑い話で「タイ人は1年間に8行しか文字を読まない」なども。 PR時には写真と鋭いキャッチフレーズがより重要

→この世を諦め、次の世の中に期待しているため、楽しい・気持ち良い商品サービスに勝機あり。また、平均所得が上がってきており、中流層も拡大。今までになかった本物の日本製品を求めています。




【マレーシア市場の特徴】- 政治の乱れで民族間感情が揺れ動く、15億人のイスラム社会の入り口
1)マレー人・華人・インド人3大主要民族の多民族国家
2)マレー人優先政策、ブミプトラ政策の弊害、マレー人有利で不満
3)華人が経済の大部分を占めることによる妬み・反感・賄賂
4)インド人の立場が低く、政府もインド人を後回しにする妬み・反感
5)前・現政府のやり方を問わない権力把握主義と日々起きる事件
6)マレーシア華人は6〜8言語が可能、優秀な人材として獲得競争が始まっている
7)アジアでもっとも厳しいハラル(イスラム合法)を守っており、世界の22%、イスラムマーケット15億人への入り口
8)イスラム教徒を中心に、人口以上の2800万人が年間観光に訪れる観光立国でもある

→ASEAN諸国でシンガポールを除き、最も先進国に近いマレーシアだが、政治・民族感情・宗教を理解しつつ市場開拓戦略が必須。世界のイスラム社会への入り口として、優秀なマレーシア人獲得も検討。また、イスラム市場と中国市場の中間としてのハブ利用もはじまっている。



【シンガポール市場の特徴】- プライドが・価格が・競争が「高い」市場。ASEANにおける金融・交通・情報のハブとして活用
1)シンガポール人と外国人専門家とのポジション争い、外国人労働ビザ獲得が困難に
2)家・車・生活全般が高価で家族との将来への不安
3)勝ち組と負け組、中心地の富裕層・ドーナツ外の庶民格差
4)英語偏重による息苦しさ
5)中国以外の成功した華人国家として諸外国華人からの希望・憧れ
6)金融を中心として東京以上にシステマチックなデータ中心の社会
7)半数近くが外国人で、様々な民族宗教が居住。見本市やASEAN進出時のテストマーケットとしても有効

→情報と貿易のハブ(アジア本社機能)としての機能を検討。税制も有利。



【インドネシア(ジャカルタ)市場の特徴】- 開かれた最大のイスラム系「市場」
1)ゆるいイスラムの縛り。お酒も場合によっては可
2)約5割が中卒、貧富の格差がますます拡大
3)交通インフラの悪さ、通信インフラはにじゅうまる。商圏に注意
4)個人は謙遜、団体では強気なインドエンシア人の性格。デモなどに注意
5)2030年までに3倍に増える中間富裕層。人口世界4位の市場
  2020年までには人口が3億に、うち1.5億人が中間層に躍進

→他国とは異なるムスリム事情、世界第4位の3億人市場としてインドネシア人の生活向上のための商品・サービスを投入しWin-Winに。



【ベトナム市場の特徴】 - 9千万人の市場、中間層マーケットと生産市場のバランスが秀逸
1)反中。韓国はドラマやK-POPが人気で歴史事実の影響は軽減している。
2)ハノイ(官僚的、遠回し。北京に似る)とホーチミン(商業的、直接的。上海に似る)の人の違い、ビジネスのやり方の違い。
3)モバイル大国。スマホでの動画やSNS閲覧は月1,000円で使い放題で、広告表現も豊富。
4)スタバやイオンが進出、中進国の罠から抜けだそうとしており、平均年齢24歳、9千万人の市場は消費者市場としても生産拠点としても魅力。

→若い労働力、9000万人の大人口、消費者市場としても期待できる親日国マーケット。



(参考)【台湾市場の特徴】 - 中華圏・ASEANに出る前の第一歩として活用
1)インドネシアとならび、世界一の親日国。
2)中国大陸との付き合い方で国が2分。若者は自身を「台湾人」、古い世代は「中国人であり台湾人」である意識がある。
3)給料と不動産など物価とのアンバランス、若者は上海など大陸へ就職先を求めている
4)中国大陸市場に理解が深いため、台湾パートナーと組んで大陸に挑むことでチャイナリスクを大幅軽減できる。
5)ASEANに進出するまでの外国市場の学び、テスト、ステップアップとしての台湾進出はあり。

→信頼できる日本のパートナーとして、対中国でも、東南アジア華人とも、ビジネスがうまくいく可能性が高くなる。


同じASEAN諸国といっても、これだけ事情も異なる。
中国とASEAN諸国の最大の違いのひとつは、親日か反日かだ。


また、日本企業がどれだけ儲けていいか、政府の介入がどこまであるかの差も大きい。共産主義やアジアの発展途上国では企業が大きくなったら横取りすることもよくあることだから。事実、ASEAN諸国も、賄賂・政府の介入・部分的な反日など中国と同様にリスクはある。しかしその頻度だ、今まで積み重ねられてきたベースだ。

ぜひこれら市場を比較して、ご自分の足で現地に赴き、自身の目で確かめていただきたい。
私たちアジアクリックもお手伝いします。

引き続き、現地で市民の声に耳を傾けながら、日本とASEAN諸国間で情報のブローカー業を続けていきたい。
(アジアクリック/高橋学)



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2013年8月15日木曜日

【東南アジア・ASEAN市場広告の種類と価格情報】タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア人観光客向け


タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアは確かにSNS天国で、実に44%がFacebookなどSNSで旅行地を検討・決定しています。
しかし、日本のライバルの韓国や中国、近隣諸国などもあらゆる広告手段を講じてASEAN諸国の中間富裕層たちから観光インバウンドを得ようとしています。

今回はタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどなど東南アジア・ASEAN向け広告と広告費情報を、自治体・観光業界向けにシェアします。

▼タイ人観光客に向けての広告基本方針:
 FacebookとTVCMが強いです。動画と画像を中心にするのが文字を読み書き苦手なタイ人に有効ですから、Youtubeを有効に使いましょう。
 女性バラエティTV番組への掲載も可能で、1回50万円〜です。


 最古のバンコク・ポスト(Bangkok post)やThai Rath など主要新聞紙は1P50万円程度です。


▼マレーシア人観光客に向けての広告基本方針:

 FacebookとYoutube、そしてツイッター、雑誌・新聞です。全方位的にブランディングPRを行う必要があります。

具体的には、観光客となりうる中間富裕層であるマレーシア華人を中心に読まれる星洲日報やThe Sterといった新聞雑誌、アストロTVが主媒体になります。これらは100〜数百万円と幅があります。
FacebookはFacebook広告が主になります。英語が共通語なので、シンガポールや英語圏からの効果も見込めます。



▼シンガポール人観光客に向けての広告基本方針:
 Facebookと、華人向け中国語テレビCMやバラエティが有効です。内容もバラエティから人気ドラマ、中国語から英語まで最も広く揃えており、旅行という非日常的な情報伝達に最も適した媒体の一つです。
新聞雑誌はTODAYやThe Straits Timesなど英字紙・華字紙共に1Pで200〜300万円程。
TVも含め、シンガポールの広告金額はタイ・マレーシア・インドネシアの3倍近くします。




▼インドネシア人観光客に向けての広告基本方針:
 インドネシアは2億4000万人の大人口、主要な新聞も各地に約300もあります。
 ジャカルタにはコンパス(KOMPAS)やJakarta post(ジャカルタポスト)など主要紙があり、1ページフルカラーで30〜60万円が目安です。


 ターゲットにもよりますが、最も強いのはツイッターですので、日本では馴染みのないかもしれませんがツイッターのFeed広告(広告投稿)も検討してみましょう。
※ただし、日本ではまだ・ASEANでも始まったばかりなので審査があります。

日本では未発売のツイッターフィード広告もASEAN地域なら利用可能。

ASEAN諸国といっても経済力や民族も違えば購買行動も異なります。
各地・ターゲットに合わせた総合的な広告戦略策定を行いましょう。
以上のテレビ〜紙媒体、WEB広告は全て当社アジアクリックで取り扱いがワンストップで可能です。
詳細はお気軽にお問合せください。
(高橋学/アジアクリック)


【11/14(木)「アジアSNSビジネスセミナー」を日本橋にて開催】
東南アジア市場に、どうソーシャルメディアを使い商機に繋げるかのビジネス事例セミナーです。



拙著がAmazon・楽天koboなどで発売になりました(キンドル・500円)。
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2013年8月13日火曜日

タイ語での人気Facebookブランド最新運営事例

主に観光インバウンドを中心に、タイ語でのFacebook運営のニーズが高まっています。
今日は、4つのタイ現地で人気なFacebook運営しているブランドを紹介しましょう。

今日はまず2つ。

1,タイKFC

”SOGOOD”をテーマに、フライドチキン写真を加工しコミュニケーションしています。好感度UPで、とやかく理由をつけて食べたくなるでしょう。





母の日などイベント、週末などTGIF、とにかくKFCでハッピーアワーを想起させるFacebookです。 確実に直接売上に貢献しているでしょう。


2、高級チョコ(アイス)マグナム

映画のシーンに出てくるような俳優たちがマグナムアイスを持っている。。。 そんな演出をして楽しませています。自虐的のような気も。




タイのTVCMもですが、タイ人の映像画像プロモーションは一本ネジが取れていますね。 だから面白くもユニークに、消費者とブランドの距離を縮めることができるのでしょう。

マグナム本家のFacebookページは
Facebook認証も得ている700万いいね!、思想があるブランドは強い



日本ブランドも恐れず、独自キャラクターでSNS運用を行いたいものですね。次回は残り2つのタイ語でのFacebook運用事例を紹介します。
(アジアクリック/高橋学)

【アジアSNS勉強会】8月22日に、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア向けFacebookの運用勉強会を行います。
詳細はこちら


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2013年8月9日金曜日

タイ人は文字を書くのも読むのも嫌い?!タイ人観光客の特徴とPR方法


タイ人は文字が嫌い?! タイ人とのコミュニケーション方法

さて、前回タイ人の特徴についてお話しましたが、今回は、タイ人のコミュニケーションについて探ってみたいと思います。いまタイ人、とくにバンコク市民にとって、スマートフォンが欠かせないコミュニケーションツールになっていることをご存じですか?バンコクの街を歩けば、日本以上にスマホを操る人の多さに驚くはずです。バンコクにおけるスマホ率はとても高く、ある調査では、バンコク市民の2人に1人がスマホを所持しているという結果も出ています。人気機種は、やはりiPhone。富裕層を中心に絶大な人気があります。同じ東南アジアでも、インドネシア語圏でBlackberryが人気なのとは対照的ですね。

タイ人は文字を書くのも読むのも嫌い?
ではなぜこれほどスマホがコミュニケーションツールとして支持されるのか? それは、タイ人の「文字嫌い」が原因ではないかと考えます。
タイの公用語であるタイ語は、独特の象形文字のようなくねくねした表音文字で表しますが、非常に複雑で、速記などには不向きと言われます。PCのタイピングも、文字によっては入力が面倒。だから、メールでも早く打てて簡単な英語のアルファベットを使用する人が多いのです。また、タイ語の音をそのまま英語のローマ字に置き換えて送受信することもあります。

タイ語の文字入力は手間がかかる。逆にインドネシア語は簡単でツイッターなどが盛ん

そんな状況下でスマホがもたらしたのが、
LINEWeChat(ウェイシン)のような、写真やイラスト中心のコミュニケーションツールです。文字を打つ必要がなく、スタンプで簡単に会話できることから、タイでも爆発的に普及し、市民権を得ています。

タイ人とソーシャルメディア
LINEWeChatをはじめ、タイ人がスマホで利用するのは、もっぱらFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアです。友人はもちろん、家族との会話でもスマホのSNSアプリを利用するのが一般的。今やバンコク市民の90%がSNSを利用し、98%がFacebookを利用しているといわれます。


Facebook
は市民生活に深く浸透していて、交流の場として最適です。自尊心が強く、みえっぱりな一面を持つタイ人にとって、SNSで自己表現し、人に「羨ましい!」と感じてもらうことで優越感を感じています。また、タイ人は写真を撮るのも撮られるのも大好き。写真共有アプリ「Instagram」が、昨年末に発表した世界写真アップロード場所ランキングで、1位と2位をタイが独占したことも話題になりました。

世界で写真がアップされたスポットで1位と2位をタイが独占。

また、現実問題として海外でインターネット使うのはとても高いから、ガイドブックのほうが良いという意見があります。ホテルに帰ったらwifiなどをつかって更なる情報を読んだりする人が多いので、ビジュアル主体のガイドブック作成も検討しましょう。


タイをビジネスマーケットに考えるなら、ぜひFacebookで画像を通してコミュニケーションを通じ、広告効果を狙いましょう。
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炎上の処方箋 SNSの賢い活用法  〜中国・アジアでは、ソーシャルメディアを使わないのがリスク〜

今日は中国からの炎上事例を紹介したい。

写真と本文は関係ありません

尖閣問題が起きて初めての満州事変の日。在中国日本国大使館のWeibo(微博)公式ページの投稿には「鬼子(日本人の蔑称)出て行け!」「釣魚島(尖閣諸島)は中国のものだ」といった数百ものコメントが寄せられた。しかし、在中国日本国大使館はその後も日中国交正常化40周年関連の内容等を投稿し続けた。


その中で時に「理性的に愛国を叫ぼう」とコメントする中国人アカウントが散見されるようになった。「非難するにしても、暴力的で粗暴的でなく、理知的な方法・表現で自分たちの意思を伝えよう」とする若者たちだ。その声は反日暴徒たちの声とWeibo(微博)上で言い争いになる。このような大多数の反日コメントと、少数の理性愛国者、異なる2種の中国人たちの主張がソーシャルメディア上で見られるようになった。


   次々発生する不祥事に、怒りの炎上が続く中国

中国赤十字の幹部を名乗る弱冠20歳の女性が、自分のWeibo(微博)で、豪邸に住み、高級スポーツカーに乗り、ブランドバッグを持つ生活をひけらかしていた。これが、赤十字の義援金が不正に使われているのではという疑念に火を付け、中国赤十字社の監査報告にも多くの疑問点が有ることが指摘され、中国赤十字社の記者会見でも一部の記者しか呼ばず、説明もなく、ただ形式上の会見を開き真実は未だ曖昧なままである。中国メディア新週刊の調査によると、82%が「もう中国赤十字社に寄付をしない」と答え、赤十字ブランドの中国での信頼が失墜。輸血者も減少し各地で血液不足にも陥った。

また、2011年に最もシェアされた記事である「中国高速鉄道事故」は、当初事故を情報統制により隠し、事故車両を埋め事実を隠蔽しようとした政府に対し、日本の朝日新聞の報道がWeibo(微博)を通して逆輸入、人民の怒りとともに真実が暴露されるといった事態となった。この炎上の結果、一時は埋められた車両が掘り起こされ、温家宝首相が徹底究明を約束するなど事態が急転した。これは結果的に人民の声がソーシャルメディアを通し、情報統制が行われる中国社会を変えた実例である。

日本企業は炎上にどう対応しているのだろうか。ANAは空港でのスタッフの対応が悪いとWeibo(微博)に書き込まれた。これらクレームはANAフォロワーが見ている公衆の面前での対応となる。ANAは再三「対応したスタッフの名前、特徴」を教えてくれるように返信を書き込み、その誠実な対応から炎上を免れた。


また、尖閣諸島問題が起きた9月、仙台市は中国のメディア微天下に「仙台市がパンダを拒否」と誤報道された。これは事実の一部だけを取り上げられたものだが、幸い、仙台を応援する中国人フォロワー達の手助けも有り、仙台市からもWeibo(微博)で事実と異なる旨のコメントを掲載。素早い対応とフォロワーの助力で炎上拡大には至らなかった。

現在では365日24時間監視システムがあり、素早い対応が可能だ。
民族・宗教・政治問題に言及しないことはもちろん、東南アジアマーケティングには現地事情を踏まえた炎上させない体制つくりが必須だ。

しかしもしソーシャルメディアを使っていなかったら顧客の不満はどこに向かうのだろう。誰にも話さずに家に秘めた絶対にもう二度と買わないかないというかい。または誰かにお店は悪いのサービスは悪いといった口コミで現実世界で広がるだろう。知らないのは自分ばかりと言う状況になりかねない。

ソーシャルメディアの時代は、ソーシャルメディアを使わず顧客の声を聞かず目をつぶることこそがリスクなのである。
髙橋学 株式会社アジアクリック 



【アジアSNS勉強会】8月22日に、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア向けFacebookの運用勉強会を行います。
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