2014年1月7日火曜日

台湾のソーシャルメディア事情、地元SNSの特徴は?

こんにちは。台北から高橋学です。
台湾は親日派が多く、半中派も多いのはみなさんご存知かもしれません。
繁華街では、こんな宣伝カーも。


逆に、対抗して中国大陸共産党の宣伝カーも走っています。


▼総人口の約半数がソーシャルメディアを使っている台湾

中国と日本の文化が共生する台湾では、ソーシャルメディアの利用も盛ん。
1154万人のネットユーザーのうち実に97%の台湾人が使っており、1ヶ月の平均閲覧時間6.46時間、閲覧ページ数は524ページにも達しています(台湾comScore調査より)。

台湾ではソーシャルメディアを総人口の約半数が使っている

▼Facebookが強い台湾も、地元SNSのPLURKや中国製Weiboも存在感

では、台湾人はどのソーシャルメディアを使っているのでしょう。
下の表はSNSの月の平均使用時間です。


Facebookが1ヶ月あたり415.8分と圧倒的。
20代女性を中心に掲示板として使われているPLURKも健闘しています。

あらゆる話題が討論されているPLURK。

データでは、PLURKやWeiboが、Facebook以上に女性のコメントやシェアが多くされていることが分かっています。


しかし、それぞれのSNSを使う目的は異なります。主に、
・Facebook→ファッションなど買い物の口コミ。
・PLURK→アプリなどの口コミ
・Weibo→芸能情報など娯楽 のため使っているようです。


▼第一の矢、Facebook。台湾では特に飲食店でFB活用が進む

以上の通り、ビジネス活用にはFacebook一択の台湾。企業もFacebook活用が進んでおり、特に居酒屋ではFacebookページが乱立しています。


台湾では総人口の半数がFacebookを使っているので、Facebookページを立ち上げ、値引きやプレゼントなど様々なキャンペーンで誘客を図っており、★評価やチェックインの数自体が居酒屋選びの要因にもなり得ています。
台湾でのPRには3本の矢があります。
Facebookはそのうちの1本。残りは「ブログ」と「モバイル」です。

残りの2本の矢についても、今後紹介していきたいと思います。
(アジアクリック/高橋学)


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