年が明けて2週間ほどたちますが、この記事を読んでくださっている皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。マレーシアでは元日は国民の祝日ですが、翌日からは普通の日で仕事です。そんなわけで、元日はちょっとした休みとしては悪くない…そんな感じです。
今年はマレーシアにとって一つの節目の年になるかもしれません。というのも、政府が2014年を“Visit Malaysia Year”と宣言したからです。“Visit Malaysia Year”とは、マレーシアの各地で観光関連のイベントを開催し、世界に向かってマレーシアをPRしていこう、というものです。この温暖で美しい国を知ってもらおうと、観光省は国際的なものを含む数多くの文化的イベントを企画しています。
“Malaysia Truly Asia”というテーマソング(http://goo.gl/8SwDmE)や、マスコットキャラクターのテングザルによって、魅惑の島々や世界最古の熱帯雨林、ボルネオのキナバル(山)…といったマレーシアの自然の美しさを紹介しています。マレーシアの見どころは自然だけでなく、変化に富んだ文化や美味しい食べ物にもあります。これらはみな、多様な民族がひとつの傘のしたで共に暮らしてきた結果なのです。この国にはご飯ひとつとっても、インド料理のカレー、中華料理の炒飯、そしてマレー料理のナシレマッ(ココナッツミルクで炊いたご飯)があります。これらがどのように現地の人々に食べられているかちょっと不思議ではありませんか?是非マレーシアにきて、あなたもこれらの料理に挑戦してみてください!
それはさておきこのキャンペーンの最前線は、首都クアラルンプール(CNNで「買い物天国の都市」世界4位)にある巨大複合商業施設や、世界遺産で知られるマラッカ・ジョージタウンです。
マレーシアがこうしたキャンペーンを行ったのは今回で4回目となります。過去3回(1990年、1994年、2007年)のキャンペーン期間中は、訪馬観光客が増加し続けていました。今年は2800万人の観光客、760億リンギット(約2兆4千万円)の観光収入を見込んでいます。
個人的には、今年はマレーシアへの旅行を考えている人にとってとても良い年になると考えています。ほとんどのイベントの日程が既に決定しているので、それに合わせて旅行プランを練ることが可能です。マレーシアは訪れる価値があるところばかりなので、私はどこもかしこも皆さんにお薦めしたくなってしまいます(それは近いうちにまた別の記事で!)。訪日外国人観光客1030万人を達成した日本も、人口以上の観光客を集めるマレーシアの観光戦略を、ぜひ注目してみてください。
おっと、私も今年のこの盛り沢山のイベントを楽しむために、休暇と航空券の予約しなければなりません…ではまた!
(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)
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(アジア各国の特派員による、現地からの生情報)
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