2014年3月20日木曜日

世界のムスリム観光人気ランキング1位のマレーシア。重要なキーワードはこれだ!

 Selamat petang!! マレーシアはマラッカのシャフィクです。
 みなさんお元気ですか?こちらは暑く、日照りが長く続いています。この日照りは過去最長とも言われ、各地で水不足が発生しており、政府はダムへの人工降雨も検討しています。Please pray for rain to fall on us.

 このような状況があったりするもののマレーシアは観光客に恵まれた国です。マレーシアにはこの国の文化と美しい自然を楽しむために、外国人観光客がひっきりなしに訪れます。マレーシアは熱帯の気候で有名で、そうした気候特有の数多くの動植物が存在します。しかし最近、観光客はマレーシアに「イスラム教徒に優しい(muslim-friendly)文化を楽しむため」という理由でもこの国を訪れるようになっています。

(マレーシアのプトラジャヤ・モスク)

 2011年から「イスラム教徒に最も優しい(most friendliest)国」ランキングが毎年発表されているのですが、マレーシアはそのランキングが始まって以来、4年連続で第1位となっています。ちなみに第2位はUAEで、それからトルコ、インドネシアと続きます。この結果はシンガポールに本拠地がある「Crescentrating」というサイトで、ハラル旅行の専門家たちによって発表されています。

 ハラルフードを扱うレストランや、ムスリム観光客にとって快適な環境を提供するホテルの増加に伴い、イスラム教徒にとっても、またそうでない人々にとっても、ハラルフードは大きな魅力とみなされています。
 マレーシアではハラルフードはどこでも簡単に見つけることができます。伝統的なマレー料理はもちろん、中華のスイーツでもインド料理のスパイスでも、果ては西洋料理であるパスタやピザなどでも、常にイスラム教徒が食べられるようになっているのです。こうした面を鑑みると、マレーシアが食事天国!と呼ばれても不思議ではありませんよね。


以前の記事で紹介した、冷たいデザートCendol。マレーシアに住む人はみんな大好き)


 利用できるモスクや礼拝室がある、ということはイスラム教徒にとって大きな助けとなります。マレーシアの巨大ショッピングモール、歴史的名所、ホテルには礼拝のための部屋があり、そのおかげで祈りの時間の心配をせずに散策や買い物を楽しむことができるのです。

 イスラム教徒がマレーシアを旅行先として魅力に思う他の点は、女性のプライバシーを守るための場所があるということです。例えば、女性専用車両や女性専用の美容サロンがあります。またプールに女性しか入れない時間を設けるホテルなんかもあります。
(※スタッフ補足:イスラム教では異性のいる外に出るときには、女性は過度の肌の露出を避けること好ましいとされているため。)


 さて、先に述べたランキングおよびそこでの調査では、日本にも焦点が当たっています。日本は2013年には50位でしたが、2014年には40位へと順位が上がっているのです。これは日本がmuslim-friendly と言える設備や環境を整えつつあることの成果でしょう。

 そうしたムスリム観光客の来日をもてなすための努力は現在進行形で行われており、それは例えば空港内やホテル内に礼拝室を設けていることや、機内食に「ハラル日本食」を提供しようとする動きからも感じられます。そしてこれらの取り組みは、ビザが緩和されたマレーシアやインドネシア人のムスリム観光客を確実に惹きつけています。


 ムスリム観光客は他の宗教の観光客とともに、世界のなかでも大きな観光客層であると考えられています。イスラム圏でない国で、イスラム圏の国よりも質の高いサービスを提供している国(例えば近くではシンガポールですね)を見ると、本当に心が温まります。

 マレーシア人ムスリムの多くが他の国を訪問することを楽しみにしていると、私は確信しています。だから、イスラム教徒による観光が広く世界で認知されるといいな、と願っています。

(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)

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