WeChatはスマホネイティブなソーシャルメディアであり、2億以上のアジアユーザーとの基本のコミュニケーションは音声、文字に限らずリアルタイムな"直接対話"。
これに加えて、LBS、SNSと組み合わせることにより現在、アジアで最強のO2Oプラットフォームとなっています。
では、具体的な企業のWeChatビジネスでの使い方を紹介しましょう。
1.自動チャットを活用
予めデザインした反応をプログラムしておく。iPhoneのsiriのようなもので、ユニークで温かみのある返信がポイントでブランドに親近感を持ってもらう。
ユーザーの語りかけへの対応を設定でブランドの個性が出る(AsiaClickアカウント例) |
2.個別チャットを活用
ユーザーの問合せを人間が返信することで、チャットとして活用。値段を聞かれたり場所を聞かれたりした際もビジネスチャンスを逃がさない。
個別にユニークな対応、Durexの事例。 |
3.QRコードを活用
WEIBOやホームページ、看板からアカウントに誘導する。
QRコードを読み込むことで会員カード(クーポン)がもらえる、百貨店海岸城の事例 |
4.位置情報を活用
ユーザーの位置情報と連動し、ブッシュでクーポンやお得情報を配信。ランチ時に近くのユーザーを呼び込むことが可能。
近くのユーザーに直接PR、誘導するコンビニK5の事例。 |
5.SNS momentを活用
wechatのSNSにブランドや商品情報をシェアすることができる。
WeChat内人気SNS"moment"に商品をシェア。ECサイト”美麗説”の事例。 |
今迄のPCベースのソーシャルメディアと異なり、時間(タイミング)と位置情報を活用したO2Oが展開できる最も実用的なソーシャルメディアと言えるでしょう。
高橋学 / アジアSNSコンサルタント
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