台湾のWeChatの看板 |
▼アジア市場における、次世代3大インスタント・メッセンジャーの戦いが加熱している。
・カカオトークは韓国の95%のスマホにインストール済で、韓国以外にアメリカと日本に1800万人のユーザーを持ち、インドネシア市場に進出直前。
・LINEの7000万人ユーザーの半数はタイと台湾で、中国本土に進出。
・WeChatは中国ではユーザー2億人を超え圧倒的。マレーシアやタイ、インドネシアで人気、インドに進出、日本に進出予定。
▼台湾では今年LINEが進出、またWeChatも進出し広告合戦が繰り広げられている。
LINEの台湾CMを見る WeChatの台湾CMを見る
広告合戦のこの結果、台湾のAppストアでは熾烈な順位争いになっています。
アジア定番のWhatsAppやBBMの次世代メッセンジャーの戦いだ |
▼ビジネス活用における、それぞれの特徴は?
やはり最も異なるのはその地域テリトリー。日本はLINE、カカオは韓国で圧倒的ですが、WeChatは中国からタイやマレーシア、インドネシアといった東南アジアでの地位を固めつつあります。
また唯一、LBS(位置情報)を使いアプリ内で人や企業と繋がれるのがWeChatの強みです。
▼今後は「直接対話」「位置情報」「日本ブランド」が鍵
LINEは日本で大成功を収めたが悩みも多いようです。カカオトークはYahoo Japanより投資を受け体制を強化しています。またDeNAも10月に「Comm」をリリースしたばかり。しかもアジア進出にはアジア最大のIT会社テンセントのWeChatの壁が立ちはだかります。
世界4位人口2.4億人を誇るインドネシア市場でも、カカオトークが現地企業と組み進出間近で、WeChatもブラックベリーと提携し、先行メッセンジャー「Qute」のノウハウを活用し体制を強化しています。
Facebookの次世代は、いずれにしてもスマホネイティブである彼らインスタント・メッセンジャーであるのは間違いないでしょう。
私たちは以上の3大サービスを活用しつつ、
1)消費者との直接コミュニケーションノウハウ
2)位置情報・時間軸を取り入れたPUSH型誘客ノウハウ
3)各国市場における、日本ブランドならではの表現ノウハウ
2)位置情報・時間軸を取り入れたPUSH型誘客ノウハウ
3)各国市場における、日本ブランドならではの表現ノウハウ
これら新しいマーケティングノウハウを、自社内に蓄積し続けていかねばならないでしょう。
高橋学 / アジアSNSコンサルタント
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