2012年11月9日金曜日

アジアの学生が学ぶ「スタントメソッド」



今日は早稲田大学でモチベーションに関するシンポジウムに参加してきました。



そこで、早稲田大学国際教養学部のアジアの学生達が何を学んでどう感じているのかをシェアしたいと思います。

20歳そこそこでマルチリンガルな彼らですが、コンプレックスと焦りを抱いていました。

アジアのマルチリンガルで優秀な早大生達もコンプレックスに悩むが、国境を超えて人間と自身の存在を認めるのがスタントメソッド


▼今日のシンポジウムで彼らが発表した、自信とやる気を継続的に与える【スタント※メソッド】とは?

1.熱意と本音と寛容、"Give, Give, and Give"
2. リアルストーリーのシェアで情感の共有が起こる
3. モチベーションの共有の機会を与える
4.モチベーションの連鎖反応が起こることで、やる気UPを団体に適用できる
5. 習慣化するために21日間、または21回続ける

インドネシア出身の早稲田大学教授カワン・スタント氏は、いくつもの壁を乗り越え工学、医学、薬学、教育学と4つの博士号を取得した異能の人物。彼は世間一般が持つ大学教授のイメージとはかけ離れた熱血指導で、学生の心を振るわせ、やる気を育んでいく。


▼中国やマレーシアなど、アジアからの学生たちからはスタント教授を自身の師匠やロールモデルと位置づけ、

「自分のことを気にかけていてくれる」
「いつでも本音で語ってくれる」
「生徒が二人の時も熱意が変わらない」
「クラス全員のエッセイへのコメントすべてが違う!」
「私の有難い母に似ている」

といった生の声を聞くと彼らは、認め、励まし、本音を話せるような心からの交流に飢えているようなのです。

このような大舞台でプレゼンの機会を与えるのもスタントメソッドのひとつ


しかし、私が最も驚いたのは学生一人一ルの発表時にスタント教授自らが最前列でビデオを持ち、撮影し、学生一人一人の言葉に頷き、聴衆にメッセージを送っていたことです。

右下でビデオ撮影しているのがスタント教授ご自身。

これら「感動教育」のスタント教授流メソッドに、私達がアジアとのコミュニケーションを学ぶ必要があるようです。



高橋学 / アジアソーシャルマーケッター

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