2014年3月31日月曜日

東南アジア各国のSNS比較表。国によってこれだけ違う!キーワードは「画像」と「現地ソーシャルメディア」


日本以上にSNSが使われている東南アジア諸国。
今日は、アジアで使われているソーシャルメディアの特徴とビジネス活用方法を表にまとめてみました。




■Facebook一色の東南アジア、しかし民族別にアプローチを

表の通り、アジアではFacebookが最も消費者に利用されています。
事実、もっともB2Cで多くの消費者に伝わりやすいのはFacebookです。
しかし、そのFacebook活用の方法は異なります、各国別に事情が違うからです。

ここで一市場ずつ説明は省略しますが、ひとつ言えることは、アジアは一枚岩でなく、国はもちろん民族ごと、収入階層別にターゲティング戦略が異なるということです。
(国ごとの特徴とPRポイントは前回記事をご覧ください)

例えば、シンガポールでも人口の45%を占める外国人と、一般のシンガポーリアンは生活スタイルも収入も違います。外国人には日本しか持っていないUniqueさを伝えることが優先になるし、一般のシンガポール人に伝わるにはキアス(お得さ)が基本キーワードになります。

また、タイ人とインドネシア人(プリブミ)では、基本アプローチが真逆になります。
「1年に8行しか文字を読まない」と言われるタイ人には写真中心、「ご飯食べなくてもおしゃべりに集え」と諺にあるインドネシア人には会話(文章)中心というように、同じSNSを使っているように見えてその活用方法が異なるのです。

バンコクのサイアムパラゴンにて、写真撮影→インスタグラム&フェイスブック同時投稿



■画像共有SNSの「インスタグラム(Instagram)」と現地SNSに注目

表を見てみると、タイの掲示板「Pantip」、インドネシアの掲示板「Kaskus」、ベトナムSNS「Zalo」、台湾「Plurk」などが目に着きます。言論統制されているが故のWeibo、WeChatが進化している中国大陸が分かりやすい例ですが、現地に受け入れられているSNSが消費者行動と嗜好を示しています。つまり「口コミ文化」です。

ジャカルタのコンビニは、フリーWi-fi。店内外に椅子やテーブルが有りおしゃべりとSNSに勤しむ

また、インスタグラムに代表されるように写真のシェアが人気です。タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアでは日本以上に一定の地位を確保しています。#(ハッシュタグ)を付けて自分の興味や趣味仲間とサークルをつくっているのです。

SNSは入れ物です、コミュニケーションの箱です。
その箱の中で、どんな楽しく・結果ビジネスに結びつく会話をしてもらうか。。
そこを現地を知る努力で、勉強していくことが東南アジアビジネスの基礎学力になります。
(アジアクリック/高橋学)


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2014年3月30日日曜日

年々増加する訪日ベトナム人観光客!彼らの本音と情報源とは?

 Xin chao!ベトナム担当の櫻井です。

 皆さん、3月30日からANAが羽田⇔ハノイ便、JALが羽田⇔ホーチミン便の運行を開始するのをご存知ですか??成田まで行くは少し遠い!という方には非常に便利になります。

 また、7月にはベトナム航空が成田⇔ダナン便の運行を再開します。
 この路線は2010年末に就航しましたが、景気低迷のほか、ダナンが日本からの来訪客を呼び込むだけの準備が整っていなかったなどの理由で、3カ月足らずで運航を停止していました。 ダナンはリゾート地としてとても人気で、波もあるのでサーファーの方は頻繁に行くほどの観光地です!

 そこで今回は、このように行き来し易くなっていくベトナムの『訪日ベトナム人観光客のホンネ』を紹介します!


 日本政府観光局(JNTO)の調査によると、2013年の訪日ベトナム人観光客は「84,400人」で2012年の55,156人に比べると、伸び率はなんと53%にもなります!ちなみに伸び率に関しては、1位タイ・2位香港・3位ベトナムとなっていて、どんどん増加しています。

 ベトナム人の日本旅行の主流は、様々な場所を一度の観光で周ることが出来る「パッケージツアー」となっていて、行き先も東京~箱根~京都~奈良~大阪間の黄金ルートが定番です。そんな中、最もベトナム人が楽しみにしていることは『四季の変化』・『食事』・『買い物』です!


 まず『四季の変化』とは、「桜」、「紅葉」、「雪」を見ることです。ベトナム人にとって、「日本と言えば桜!!」というイメージが強いらしく、桜の咲く季節は一年の中で最も人気があるそうです(冬は寒いので、比較的過ぎ安い春と秋の方が人気です)。

 『食事』に関しては、大事なポイントが2つ!
1つは「みんなで一緒に食べることができる」、もう1つは「量が多い」ということです。
 大人数で旅行に行くことを好む傾向のあるベトナム人は、小グループに分けられるのは嫌なんだそう。ベトナムでは、どのお店でも大きなテーブルをみんなで囲んで食べます。
 また、ベトナム人は兎に角食べる!!ご飯を食べた後に麺、フルーツを沢山食べます。その為、バイキングや食べ放題が非常に人気なのです!

『買い物』は多くの観光客が楽しみにしていることですが、ベトナム人の購入する量がめちゃくちゃ多い!!友達に頼まれたりして購入する様ですが、女性は特に大量に化粧品を購入していきます(日本の化粧品はノリも良く、肌にも優しいととても人気です)。ふりかけやお菓子などの食品も人気です。お店を開くのかな??という程の購入量なので、皆段ボールに詰めて帰国します。


 では、ベトナム人観光客は何で日本のツアーなどの情報を得ているのでしょう?
それは、「Facebook」です!!Facebookが一番の情報源なのです。写真や説明だけでなく、イイネの数やコメントで皆の反応が見ることが出来るため、『口コミ』を重視するベトナム人は一つ一つチェックします。
 また友達に勧めたい場合は、画像にタグ付けしていきます(私も良く、アクセサリーなどのページにタグ付けされます笑)。

 Facebookを充実させることで、一気に沢山の利用者をゲットできる!ということをベトナムで日々実感しています。

(アジアクリック・ベトナム担当/櫻井)

2014年3月29日土曜日

台湾で人気のドーナツ屋は日本にもあるあそこ!台湾で効果的な飲食店の宣伝方法とは?

 你好!台湾担当のチャニンです。

  台湾人は(個人的には)好奇心が高い民族性を持っていると思います。なぜならば、新しい店がオープンすると、七割以上の店は、長蛇の列を作っています。
 特に外国からの店であれば、人気がもっと高くなっていると考えられます。今回は最近台湾で人気がめっちゃ高い店についてお話しましょう! 

昨年末初めて台湾出店のアメリカドーナツショップ、『クリスピー・クリーム・ドーナツ (Krispy Kreme)』が一番にぎやかな地域、信義區でオープンしました。
 今年の2月まで三時間で行列に立つのは普通です。ドーナツというもの自体は、新しくも珍しくもありません。日本のミスタードーナツも2004年に台湾で出店したのに、それでも何で人気がこんなに高いのでしょう?


 その理由はまず場所。一号店はよく台湾若い者のおしゃれ中心としてのVieshow Cinemaにオープンしたのです。
 そうすると、若い者をターゲットにしたクリスピー・クリーム・ドーナツと距離を近くなっています。それだけでなく、店にも自然とおしゃれな雰囲気が作り出されます。

 次に、大学や大手企業で無料でBoxドーナツを送る、というキャンペーン。
 このおかげで、このドーナツ屋さんを元々知らない人でも、このブランドに対して深いイメージを持ちはじめました。このキャンペーンはもちろん話題性がありました。

 更に、芸能人や人気ブロガーのブログやコラムでも紹介されました。この影響が大きく、読者やファンも「食べたいなー」と思わされたのです。
 ブログや口コミサイトはどれが一番人気かと言うのは難しいですが、主な人気ブログは有名人(芸能人,運動選手,作家とか)のブログは人気が高いです。あるいは人気のブロガー出身で、作家にもなっている女王、貴婦奈奈は新しい開くレストランと連携して、その食レポを書いています。


 台湾では、「長蛇の列で待たなくてはいけない店は人気ショップ」というイメージが持っているみたいです。本当人に美味しかったら,現場で行列に並んだとしても、先に予約を取らなくてはいけないとしても、人気が高いです。

  こうして全般から見ると、クリスピー・クリーム・ドーナツが大人気な理由はその味だけではなく、イメージ戦略やプロモーションの仕方が重要だと気づかされますね。

(アジアクリック・台湾担当/チャニン)



2014年3月28日金曜日

外食比率の高い台湾。主要な客層、評判重視な店の選び方とは?

 你好!台湾担当のチャニンです。

 台湾の大手雑誌の調査によると、台湾人の外食比率は約70%になるそうです。
 その中で、男性は76.1%、女性は64.4%がよく外食するそう。それに35パーセントの20代の若者は毎日外食をすると答えています。これから見ると、レストランは学生、サラリーマン、OLが主要なターゲットと考えられます。

(台湾の夜市!晩御飯はここで済ませることも)

 学生には、量が多くて、値段が60元から100元ぐらい(日本円で約200~330円)だと(味が特に美味しいわけではなくても)、人気が高いです。

 サラリーマンもほとんど学生と同じで、お腹が一杯になられる店は大歓迎ですが、受け入れる値段の最大値は200元ぐらい(約670円)でしょうか。

 体型を重視している女性のあいだでは、健康と美容にいい影響を与えられる軽食や、友達と気楽で話しかけるアフタヌーン‐ティーが大人気ですね。
 でも、多数な店の中で、台湾人はどうやってレストランを決めているのでしょうか?
 
(台湾で人気のグルメ番組。紹介される=美味しい!)

 まずは口コミ。知り合いからの評判です。台湾人は好奇心が強いので、新しい店がオープンすると、食べに行きたい人がたくさんいます。そこで美味しいと思ったら、生徒や同僚に教えると、だんだんいい評判を伝えられます。

 他には、テレビ番組で紹介されると人気も高くなれます。例えば、台湾の人気食事番組「食尚玩家」で出た店は、人気が高くなります。なぜならば、それは「この店は番組で出たことがあるので、味は必ず美味しい」と考える人が多いからです。

 最後に、スマートフォンの普及化なので、食事をする前に、皆はブログで食べるつもりの店の紹介や評判をチェックします。だから、最近新しい開く店は人気なブロガーと連携して、紹介するブログを書くことも多いです。これに関しては、次回の記事でもう少しくわしくお伝えしますね。お楽しみに!


(アジアクリック・台湾担当/チャニン)

2014年3月27日木曜日

インドネシア人訪日観光客の9割は華人という事実、東南アジア市場は「民族」に注目


■1000以上の民族がいる東南アジアは、嗜好も違う

東南アジアは、国によって、民族によって宗教も考え方も違う。つまり消費志向が少しずつ異なっています。

例えば、インドネシアは300もの民族がいて、イスラム教だけでなくヒンドゥー教や仏教、キリスト教など民族により宗教も異なり、生活様式・価値観も違っています。

インドネシア国内の民族分布。300以上の民族がいる。


このような多種多様な東南アジア市場においては、国はもちろん、「民族のターゲティング」が必要となってきます。

下記が主要民族とビジネスで気をつけるべき点をまとめた表です。

東南アジアは一枚岩でなく、国そして民族によって生活様式や価値観が違う



■インドネシア人訪日観光客の9割は華人という事実、民族に注目

観光インバウンドでインドネシアから誘客したいと言ってもそれはプリブミなのか、華人なのか? ちなみに現在訪日しているインドネシア人観光客の9割以上は華人です。彼らはイスラムではありません。

インドネシア人訪日観光客の9割は華人


マレーシア人観光客はムスリムのマレー人と、仏教道教の華人が半分。インドネシア人ムスリムと、マレー人イスラム教徒は旅行中のハラル(イスラム合法)も異なります。

豚肉を食べてはいけないのは同じですが、お祈りやその他食べ物に対する判断は国によって、家庭によっても異なってきます。


■日本人だけによる判断、予想は禁物、現地でマーケティングを

私達日本人はほぼ単民族国家で、宗教にも毎日強い影響を受けているとは言えない環境です。ですからなかなか想像しにくいのですが、東南アジア人にとっては、宗教の戒律は日常であり、家族と社会であり、価値観で誇りです。宗教だけでなく、華人もその現地人の中で同郷の華人、血縁の親族と苦労して地位を築いてきましたから、福建人や潮州人といった民族と歴史には十分尊敬の念をもってB2CであろうとB2Bであろうとアプローチ、長くよいビジネス関係を築いていきたいものです。

(アジアクリック/高橋学)


■シンガポールに、あなたの街のブースをつくりませんか?
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2014年3月26日水曜日

マレーシアのコーヒー文化“Kopitiam(コピティアム)”を知って、一緒に楽しもう!

Selamat petang! マレーシアのシャフィクです。

 「あなたはコーヒー、それともお茶が好きですか?」という質問は誰でもいつも聞かれると思います。
  私は今まではお茶の人でした。小さい頃より朝から夜にかけていつも母にマレーシアの甘いお茶を用意してくれていました。さらに日本に来た時、抹茶に紹介してくれて、それ以来お茶か抹茶を飲まない日がないぐらい非常にお茶が好きな私でした。
 
 しかし最近のマレーシアのコーヒー文化は面白い展開が生まれて、それに交わり始めている私は最近、コーヒーにはまっています。

(Old Town White Coffee : 一番支店の多いコピティアム)

“Kopitiam(コピティアム)”は東南アジアならではのコーヒー屋、特にマレーシアやシンガポールの至る所に設置されてあります。
 Kopiはマレー語の「コーヒー」、Tiamは中国語の「店」、古い歴史によると、昔マレーシアで中国系のマレーシア人はよく小さな家業をはじめ、伝統的にコーヒーやトーストを作り屋台で売りましたと。それが少しずつ広がり、現在では幅広いメニューが用意されて、民族や肌の色にもかかわらず誰にでも愛されています。



 (ナシレマとホワイトコーヒーのセット)

 海外の有名なスターバックスなどに負けておらず、しかもLatteやExpressoと違い、マレーシア特別のコーヒーやマレーシアの料理の味が楽しめます。
 ホワイトコーヒーやナシレマといった料理を、忙しい日々の終わりにゆっくりとマレーシアの昔の懐かしい雰囲気で飲みながらマレーシアの文化が経験できることことがKopitiamの最近注目されている理由です。そのため、2005年から、雨後の筍のように徐々とKopitiamの数が増え、海外にも翼を広げているそうです。

(店にはしっかり食べられる、もち米とカレーのセットなどもあります)

 最近のKopitiamは大きなデパートや空港などにも発見でき、私も友達と飲むならKopitiamでやると便利です。

 あなたも将来マレーシアへ来たら、私と一緒にKopitiamにでも飲みに行きませんか?


(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)

【緊急投稿】台湾の太陽花学運をご存知ですか?―台湾人学生らが立法府を占拠。現地学生の生の声は?

 你好!台湾のアンディです。

 日本のメディアがどれくらい取り上げているのかこちらからは詳しくはわかりませんが、現在台湾の学生が台中間の「サービス貿易協定」に反対するデモを行い、立法府を占拠しています。
 そこで今回から3回にわたり、この協定やデモの背景、そして行動を起こしている学生たちの生の声をお届けしたいと思います。


台中間のサービス分野の市場開放を目指す「サービス貿易協定」は、中国側が金融や医療など80分野を、台湾側が運輸や美容など64分野を開放する協定です。2013年6月に中台間で調印されたものの、台湾の中小企業へのダメージ、且つ台中間の政治問題等、懸念は根強くあります。

 でも、大勢の台湾人はこの協定の内容と影響が全然わかっていません。台湾のメディアは与党(中国国民党)が統率しているので、この協議についての討論が少ないせいです。


 サービス貿易協定とは別の台中経済協定の協議も2014年中に締結を目指しており、中国側がサービス貿易協定の早期発効を求めているので、馬英九総統は党内の議員たちにこの会期に必ずサービス貿易協定を通過できるよう、命じたといいます。

 14年3月17日に立法院で、台中間のサービス分野の市場開放を目指す「サービス貿易協定」の批准に向けた審議が委員会で行われていましたが、与党・中国国民党の立法委員(議員)が時間切れを理由に一方的に審議を打ち切ったため反発が広がりました。

 そこで2014年3月18日午後6時(台湾現地時間)ごろ、サービス貿易協定を反対するデモが行われ、同日午後9時過ぎになって、300名を超える学生のデモ参加者が立法院議場内に進入したのです。


 学生たちは現在の所は、占拠している議会内でも街中でも秩序を保っており、街中では掃除も自主的にやっているそうです。残念ながら台湾の与党系メディアや中国のメディアによっては、「学生たちは警官に暴言を吐き、議会場内でモラルのない言動をしている」と書いているようですが、それは事実とは異なるものです。


 今回太陽花学運の学生が国会占拠した理由は、台湾政府が【不公平な協議】を【国民に知らせずに密室で署名】し【強行可決】したからです。
 台湾の人々はこのような政府のやり方を台湾民主主義の危機とよび、協議について審査し(差し戻し)、撤回するよう求めています。



 しかし馬英九総統は訴えに返答せず、人々の声を無視しているように見えます。私たちの民主主義を守るために、学生らは協定の撤回などを求めて無期限に占拠を続けるつもりです。



 「(中国人ではなく)台湾人である」という意識が強い若者たちは、国民党の親中的な態度に黙ってはいません。雨が降っても、皆帰らないのです。


 いまこの時に、台湾の民主主義と未来が掛かっています。世界中の皆さんに注目してもらいたいです。どうかこのニュースが出来る限り多くの人々に伝わりますように。

 天よ台湾を救い給え。




 (台湾特派員/アンディ)

2014年3月25日火曜日

ヤンゴンのタクシー事情1〜圧倒的に強い日本車

 こんにちは。ミャンマーの後藤です。
 1年半前に移住してきたときと比べ、ヤンゴンの車の渋滞はかなりひどくなってきてます。その渋滞中の車を見ると、ほとんど日本の中古車です。タクシーでも同じように日本車が大人気でした。

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ヤンゴンでタクシーに乗ると、「どこの国の人?」とよく聞かれる。タクシーの運転手は外国人との接触が多いため、私がロンジー(腰巻き)をはいてミャンマー語を話してもすぐに外国人だ見破るようだ。日本人だと答えると、ほぼ間違いなく日本は素晴らしい云々という話が始まる。そこで毎回出てくる話題が日本の自動車だ。

【トヨタ・プロボックス】
(タクシーでは一番多く、プロボックスだらけ。たぶん、3割位あるのでは。トヨタ、商用車で耐久性がある、ウィンドウが手動開閉などが人気の理由だ。ミャンマーでのプロボックス人気のため、日本の中古車市場が高騰したというのは有名な話だ。)


 運転手曰く、日本の車は古くても壊れないしちゃんと走ると賞賛する。実際に彼らが運転している車自体ほとんどが日本の中古車だ。正確に調査したわけではないが、タクシーの90%以上は日本の中古車だ。日本車以外だと、中国のチェリーQQが時々(5%くらい?)、インドのタタ・ナノがたまに(1%くらい?)見かけるだけだ。それ以外は全て日本車といっていい。

 日本車をほめてもらって嬉しいが、私が作ったわけでない。それに、あまりほめられると面映いので他の国の車について聞いてみた。



【奇瑞・QQ 】

(かわいらしい姿のQQ。私も何度か乗ったことがあるが、
乗り心地はあまりよくないし、ドアノブが壊れていたりする。)

 「中国のチューチューはどう? ちゃんと走っているみたいだけど」
 チューチューとは、中国の奇瑞汽車が発売しているチェリー・QQ という車で、最近タクシーとしてよく見かける。日本の軽自動車に近い大きさだ。

 「チューチューなんてだめだ。1年も経たないうちに壊れるし、内装に有害物質を使っている」
 何度かQQに乗ったことがあるが、ドアノブが壊れて外からしか開かない車に何度かあたったり、窓の開閉ハンドルが壊れて窓が閉まったままだったりする車が多い。古い車だったらわかるが、QQの場合は新車でまだ1〜2年しか走ってないのにこんな具合だ。それに、中国国内でQQの有害物質問題というのが発覚し、中国では内装部品を交換する事態が発生したらしい。ミャンマーのQQについては輸出仕様で有害物質は使ってないという会社の発表が新聞に出たそうだ。でも、誰も信じてない。

 そんなQQだが、新車でも格安で買えるということでタクシー会社がまとめて購入するケースが多い。実際にQQを運転する運転手が愚痴を言っているので、QQの品質が良くないのは本当らしい。



【タタ・ナノ】
(最近たまに見かけるようになった。4月5月の酷暑を乗り切ることができるか。)


 「インドのタタ・ナノはどう? 安くていいんじゃない」
 インドのタタが発売する世界で最も安い車として有名なナノ。ヤンゴンでここ1年ばかりタクシーとしてたまに見るようになった。私はまだ乗ったことはない。

 「ナノはチューチューよりひどいよ。暑くなったら走らない」
 暑さではミャンマー以上のインド、そのインドの車が暑いときは走らない? 運転手曰く、空冷なので暑くなるとエンジンがストップするとのこと。これから一番暑くなる4月、5月、ナノが無事ヤンゴンの街を走っているかどうか確かめてみよう。



【ニッサン・AD 】
(トヨタのプロボックスの次に人気があるので、よく見かける。)

 「じゃあ、韓国車は? 欧米でもかなり売れてるし」
 韓国車の中古バスはよく見かける。日本のバス8割に対して韓国車は2割くらいだろうか。乗用車はほとんど見かけない。ただ、最近は現代や起亜がショールームを作ったりショッピングセンターで大々的に展示しているのをよく見かける。

 「韓国車はまあまあかな。でも、日本車がナンバーワンだ」
 電気製品ではMade in Japan神話は壊れつつあるが、自動車だとまだまだ健在だ。



【トヨタ・カローラバン】
(かなり古いタイプ。以前はミャンマーで長い間ダントツの一番人気だった。
今でもカローラ神話が強い。)


【トヨタ・カローラワゴン】
こちらは新し目のカローラ。

【トヨタ・カルディナ】
ミャンマーのタクシーではワゴン、バンタイプの車が強い。

【トヨタ・ヴィッツ】
ホンダのフィットと並んで、最近増えてきた。

【スズキ・ワゴンR 】
以前、ヤンゴンに工場があったスズキ。ヤンゴンでの生産を再開する計画がある。

【ホンダ・フィット】
1300cc以下の車は輸入優遇措置があるので最近多くなった。

(アジアクリック・ミャンマー担当/後藤)



2014年3月24日月曜日

インドネシアが賞を獲得!今注目されている産業とは?

 Selamat siang! インドネシアのロナルドです。

 さて、インドネシアは、国際観光交流や1万1千ものブースが競い合う『ベルリン国際ツーリズム・マーケット展 2014(Internationale Tourismus Boerse、ITB)』で、最も印象的な参加国に授与される賞を獲得した国の一つとなりました!!

 インドネシアのNirwandar観光副大臣は、在ベルリンインドネシア大使のFauzi Bowo、観光クリエイティブエコノミー省マーケティング局長のEsthy Reko Astutyに同行し、ITBベルリンの初日に開かれた記者会見で80人以上もの国際ジャーナリストに情報開示をしました。

インドネシアは、16箇所の国家観光戦略の為の重要な場所を売り込むと同時に、観光客が訪れたいと思うであろう場所も紹介しました。それは特に冒険旅行、すなわち『ニッチ市場』です。
インドネシアの観光省は、ホスピタリティーや旅行代理店、その他の観光協会からなる観光産業が様々なアトラクションを販売することを促進しています。

 さらに多くの地方自治体もITBベルリンで、インドネシア政府が西ジャワ州、中部ジャワ州、ジャカルタ、バリ島、西ヌサ・トゥンガラ州、東ヌサ・トゥンガラ州、東カリマンタン州、北スラウェシ州、パプア州から成っていることを紹介しました。

 ITBベルリンでインドネシアは、合計で1階に476㎡、加えて2階に90㎡のスペースがあり、営業活動の為のスペースとして下の階は410㎡、上の階は90 ㎡使用しました。一方、下の階の残りの66㎡はメインパビリオンの向かいに位置していて、料理・スパ・地方自治体の為のインフォメーションデスクとして使用しました。
 

 最近、インドネシアの多くの観光地のブランドコンサルティング行うという、インドネシアのブランドエージェンシー(広告代理店のブランディング担当の部署)から多く提案があります。それらのほとんどは、ブランドアイデンティティーを変え、国際市場の関心を引くために最善のブランド戦略を立て始めています。
 
 これらの取り組み全てが観光省を支え、ITBベルリン2014のオープニングパビリオンで紹介されました。
 私たちはこの美しい島が、国際観光の中で良い認識をされ、観光客がインドネシアで素晴らしい時間を過ごし、楽しめることを願っています。

(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)


-----日本人スタッフより補足--------

 今回ロナルドが紹介してくれた『ベルリン国際ツーリズム・マーケット展 2014(Internationale Tourismus Boerse、ITB)』を、初めて知った方もいると思います。そこで、少しだけ紹介させて頂きます!

 ITBベルリンは毎年メッセ・ベルリンで開催されていて、世界最大かつ最も重要なトラベル・ツーリズム・トレードフェアとして知られています。観光産業におけるバラエティ豊富な商品とサービスが世界中から集結し、様々な会議やイベントも行われる国際的な見本市として業界から高い評価を得ていて、来場者数、出展者数ともに毎年着実に増加しているそうです。

 今年は3月5日(水)~9日(日)に開催され、189カ国の出展企業1万147社(3分の2以上が外国からの出展)が予約でいっぱいになった26のホールで展示を行いました。全体として、約11万4000人の取引目的の来場者(2013年:10万9616人)がベルリンを訪れたそうです!ここで直接ツアーの予約もでき、一度に沢山の旅行の比較ができるので、ドイツ市民にとって興味深いイベントなのです。

 日本も出展しましたが、勢いはまだまだだそうです。より良質なサービスやニッチ市場の全体像を提供し、日本も賞を獲得できれば大きく観光産業が変わりそうですね!

今度はあそこ!台湾の人々が2度目の来日で行きたい場所とは?

 你好(ニハオ)!台湾担当のチャニンです。

 距離が近いし、安全で、交通便利なので、台湾で日本へ行ったことがあった方が多さそうです。一般的で、日本語をしゃべららない方や年を取った方は初めて日本旅行すると、主に団体旅行で行きます。一方で、日本語をしゃべる方や若いものはバックパッキングで日本へ行く方が多さそうです。

 さて、ドラマと番組でよく出たのお陰で、台湾で一番知られる日本観光地のは東京です。したがって、一度目日本旅行場所は東京になるそうです。そして、2度目の旅行場所はどこでしょう?今回はそれをご紹介しましょうー!


(2度目の旅行先で一番人気はここ!) 

 一番人気が持っている場所は大阪です。大阪は関西地域の中心として、一般的で皆は大阪を中心として、神戸、京都、奈良へ行きます。ユニバーサルスタジオ、心齋橋、道頓堀を持っている大阪、外国っぽいと上流感っぽいな神戸、昔日本の文化と政治中心の京都、。国宝建造物数は日本最多な奈良はを一回の旅で訪れるでしょうか?



(京都・奈良は見どころが多すぎて周りきれるか心配!)
 

次には、近年人気がとんとん高くなっているの北海道です。綺麗な自然景観を持っている北海道は一年四季でも人気が高そうです。春と夏は花見、秋は楓、雪はスキーと世界的で有名なさっぽろ雪まつりです。

(以前、タイの特派員も富良野のラベンダー畑に大興奮でしたが、台湾でも人気とは!)


 そして沖縄。台湾から75分だけをかかって、綺麗な海景色を広く知られている沖縄も最近人気な観光地になっています。

(綺麗なだけではなくて、近さも魅力!)



 いかがでしたか?今回挙げた地域は、台湾でも観光案内本が出ています。しかし、日本にはこれら以外にも良い場所がたくさんありそうです。そうした場所を訪れることができるよう、ぜひ私たちに教えてほしいです!

(アジアクリック・台湾担当/チャニン)

2014年3月20日木曜日

世界のムスリム観光人気ランキング1位のマレーシア。重要なキーワードはこれだ!

 Selamat petang!! マレーシアはマラッカのシャフィクです。
 みなさんお元気ですか?こちらは暑く、日照りが長く続いています。この日照りは過去最長とも言われ、各地で水不足が発生しており、政府はダムへの人工降雨も検討しています。Please pray for rain to fall on us.

 このような状況があったりするもののマレーシアは観光客に恵まれた国です。マレーシアにはこの国の文化と美しい自然を楽しむために、外国人観光客がひっきりなしに訪れます。マレーシアは熱帯の気候で有名で、そうした気候特有の数多くの動植物が存在します。しかし最近、観光客はマレーシアに「イスラム教徒に優しい(muslim-friendly)文化を楽しむため」という理由でもこの国を訪れるようになっています。

(マレーシアのプトラジャヤ・モスク)

 2011年から「イスラム教徒に最も優しい(most friendliest)国」ランキングが毎年発表されているのですが、マレーシアはそのランキングが始まって以来、4年連続で第1位となっています。ちなみに第2位はUAEで、それからトルコ、インドネシアと続きます。この結果はシンガポールに本拠地がある「Crescentrating」というサイトで、ハラル旅行の専門家たちによって発表されています。

 ハラルフードを扱うレストランや、ムスリム観光客にとって快適な環境を提供するホテルの増加に伴い、イスラム教徒にとっても、またそうでない人々にとっても、ハラルフードは大きな魅力とみなされています。
 マレーシアではハラルフードはどこでも簡単に見つけることができます。伝統的なマレー料理はもちろん、中華のスイーツでもインド料理のスパイスでも、果ては西洋料理であるパスタやピザなどでも、常にイスラム教徒が食べられるようになっているのです。こうした面を鑑みると、マレーシアが食事天国!と呼ばれても不思議ではありませんよね。


以前の記事で紹介した、冷たいデザートCendol。マレーシアに住む人はみんな大好き)


 利用できるモスクや礼拝室がある、ということはイスラム教徒にとって大きな助けとなります。マレーシアの巨大ショッピングモール、歴史的名所、ホテルには礼拝のための部屋があり、そのおかげで祈りの時間の心配をせずに散策や買い物を楽しむことができるのです。

 イスラム教徒がマレーシアを旅行先として魅力に思う他の点は、女性のプライバシーを守るための場所があるということです。例えば、女性専用車両や女性専用の美容サロンがあります。またプールに女性しか入れない時間を設けるホテルなんかもあります。
(※スタッフ補足:イスラム教では異性のいる外に出るときには、女性は過度の肌の露出を避けること好ましいとされているため。)


 さて、先に述べたランキングおよびそこでの調査では、日本にも焦点が当たっています。日本は2013年には50位でしたが、2014年には40位へと順位が上がっているのです。これは日本がmuslim-friendly と言える設備や環境を整えつつあることの成果でしょう。

 そうしたムスリム観光客の来日をもてなすための努力は現在進行形で行われており、それは例えば空港内やホテル内に礼拝室を設けていることや、機内食に「ハラル日本食」を提供しようとする動きからも感じられます。そしてこれらの取り組みは、ビザが緩和されたマレーシアやインドネシア人のムスリム観光客を確実に惹きつけています。


 ムスリム観光客は他の宗教の観光客とともに、世界のなかでも大きな観光客層であると考えられています。イスラム圏でない国で、イスラム圏の国よりも質の高いサービスを提供している国(例えば近くではシンガポールですね)を見ると、本当に心が温まります。

 マレーシア人ムスリムの多くが他の国を訪問することを楽しみにしていると、私は確信しています。だから、イスラム教徒による観光が広く世界で認知されるといいな、と願っています。

(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)

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2014年3月19日水曜日

インドネシアで開催された自動車市!そこでのある企業の取り組みとは

 Selamat pagi! インドネシアのロナルドです。
 今回の記事では、日本のある自動車メーカーの取り組みとインドネシア人の傾向についてお届けします!

 『トヨタ・アバンザ・クラブ・インドネシア(TACI)』が今年の3月1〜2日にブン・カルノ・スタジアムの東駐車場、ジャカルタのスナヤンで開催されたインドネシアの自動車市2014(PARJO)に参加をし、初めてその存在を知らしめました。
 

 TACIは92、93番ブースを占めていて、その他にホワイト・カー・コミュニティ、GTラジアルやアストラ・クレジット・カンパニー(ACC)、ガルダオート、オートビジョンのような、いくつかの大きなスポンサーと協力して94番ブースも占めていました。

 ジャボタベック地域内で人気が広がっているトヨタグループとは別に、TACIはPARJO2014で公式会員カードを発行しました。このカードは何点かの特典があります。その一つとして、カードの所有者はGTラジアル、ACCの様なTACIのパートナーの自動車商品や、保険(アストラ・グローブ/ Guard bibs)において割引があります!また、TACIはカード所有者が自動車のウィンドウフィルムや、ショックアブソーバー、カーアクセサリーのようなカスタマイズする為の付属品を買うことのできる特権を約束しました。

 TACIはインドネシアでの6年間の道標で、そしてPARJOに参加してことによって、このクラブがより広い範囲のコミュニティーに知れ渡ることを望んでいます。また彼らは、クラブのメンバーとインドネシアの人々に、利益をもたらすことができるようにしたいとも思っています。


 インドネシアの傾向としては、人々は本当に日本車が大好きです。外見だけではなく、メンテナンスが容易かつ燃費が良いことから、より一層好きなのです。
インドネシア人が日本車を大好きな一番の要因は、他の国の自動車よりもずっと乗ることのできる年数が長いことです!!

 インドネシア人は誰かと『一緒』ということを非常に好むので、それぞれのブランドごとにコミュニティーが沢山存在していて、1週間もしくは1月に1回集まりやツアーイベントを行っているのです。これらのコミュニティーが確保出来るかどうかで、企業の売り上げも大きく変わってくるのです!


(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)



------日本人スタッフより補足情報------------

 ロナルドが紹介してくれた『トヨタ・アバンザ』。アジアクリック内屈指の車好きであるロナルドはともかく(?)、車種を言われてもちょっとピンとこない…という方もいらっしゃるかと思います。
 そこで、車種とインドネシアの自動車マーケットについて、少し詳しくみていきましょう。

 トヨタ・アバンザはトヨタ自動車とダイハツ工業が共同開発した7人乗り小型ミニバン(MPV)で、インドネシアで生産が行われています。
 インドネシアにあるトヨタ・アストラ・モーター(TAM)が発表した2013年の販売台数(43万台)の内、49%(約20万台)をアバンザが占めているのです。それほど人気なのですね!!アバンザが人気な理由は、多人数乗車が可能なことが理由だと考えられます。ロナルドが言うように、『一緒に』ということを好む傾向からきているのではないでしょうか。

 だた、2013年に「LCGC(ロー・コスト・グリーン・カー)政策」の導入があり、インドネシアの自動車マーケットで変化がありました。
 これは低価格・低燃費・高い部品の現地調達率をクリアした現地生産のコンパクトカーを税制優遇する「エントリーカー優遇政策」です。この導入によって、これまで多人数乗車中心であったインドネシア市場の中で、新たにエントリーカー市場の拡大が確実視されています。
 そのため、複数の日本車メーカーが「LCGC政策」に適合した新型モデルを発表しました。価格重視で販売(エアコンなしで65万のものもあるそう)している為、主流の多人数乗用車よりも3割ほど安いそう。これからのインドネシアの自動車市場に注目ですね!

2014年3月17日月曜日

【タイ】実店舗に誘客!動画による化粧品Webキャンペーンの成功事例


タイは、東南アジアでもっとも化粧品の市場規模が大きいと言われている国。伝統的なスパやマッサージの文化を有し、女性の美意識も高いことから、美容大国としても知られていますよね。今回は、そんなタイの化粧品会社が展開した、テレビCMとフェイスブック連動の動画キャンペーンの成功事例を紹介しましょう。




「オリエンタルプリンセス」は、低価格かつ質の良さが売りの若者向けコスメブランドです。同社は商品の新シリーズ発表にあわせ、より幅広い層の顧客獲得に向けた、視聴者参加型のミステリー短編動画を制作しました。化粧品の世界観を表現した謎解きストーリーで、メイクした美しい6人の容疑者の中から、殺人事件の犯人を探すというものです。




まずテレビCMで予告編を流し、フェイスブックページの4つの本編動画へと消費者を誘導。本編動画での視聴を進めると、容疑者が絞り込まれていくと同時に、実店舗で使えるクーポンが獲得できる仕組みです。

結果、テレビCM開始から2週間で、約30万人がフェイスブックを訪問し、14万人以上の人がゲームに参加。うち約4万人がクーポンを獲得しました。これにより、店舗で期間限定販売していたコスメキットが、その販売終了日を待たずにすべて売り切れたそうです。

タイの化粧品販売は実店舗型が主流のため、客をいかに店舗へ呼び込めるかが、大きな鍵となります。ネット店舗に比べてハードルの高い実店舗への誘客は、大きなインパクトとエンターテインメント性を兼ね備えた動画キャンペーンで、面白いもの大好きなタイ人へ訴求しましょう!

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