最近インドネシアは、経済成長とより親密になってきている日本との関係に関して、良い結果を出しています。しかし一方で、私たちインドネシア人は1時間あたりの駐車料金の値上げ、1リットルあたりの燃料価格の値上げ、一週間毎日おきている交通渋滞などの大きな問題に直面しています。これらの問題は週末にマイカーで遊びに行く人々に、多大なコストがかかると思わせています。
こうした現状に対しての解決策として『電子取引』が挙がっており、これはいまビジネスチャンスの大きい産業のひとつとされています。
インドネシアでは、最近電子取引ビジネスが人気になってきています。輸送料を安くする(通常の輸送料に対して、安くパッケージ配達をする)お店の実用的な方法によって、大幅に割引されています。
もしあなたが人気なインドネシアの電子取引のウェブサイト(bhinneka.com, dinomarket.com, blibli.com, and lazada.comなど)を閲覧したら、販売促進キャンペーンと割引プログラムからなる、プロモーション画面が大きく表示されるでしょう。これらはインドネシアの市場において、最も興味深いことです。市場のほとんどは中流階級の人々の売買によって変動している為、彼らは非常に値段に敏感で、買い物をする際は無利子で6ヶ月〜12ヶ月毎月定額を支払う、分割払いでクレジットカードを利用する、といった傾向があります。
例えば、5,000,000ルピアの携帯を購入したとしたら、12ヶ月間毎月416,667ルピア払って支払いを済ませます。これを利用することで、彼らにとって毎月の家計のキャッシュフローの管理がしやすくなっています。
また、インドネシアでは携帯電話や電子機器はほとんど電子取引を通して売買されています。なぜなら、それらの商品は高額な為、インドネシア人はくれジットッカードの無利子で分割払いの出来るクレジットカードを利用したいからです。さらに商品が家に直接届くので、輸送料を削減できる(自分たちで運ぶとお店と家の往復分のコストがかかる為)のも魅力です。
市場の需要は増加しており、インドネシア人は電子または家庭用機器だけでなく、食料品なども電子取引を利用して家に直接商品が届くようにしたいと思っています。今現在電子取引は急速に進化しているので、将来は沢山のものが電子取引で売買されるでしょう!!
(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)
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(日本人スタッフより補足情報)
ロナルドの話を読んでいて、
「じゃあインドネシアでは、お店で直接買い物をするときにクレジットカードは使えないの?」
と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実はインドネシアでは、VISAやMASTERであればたいていのスーパーやデパートで利用することができますが、JCBやそれ以外のクレジットカードは使えないことが多く、またクレジットカードがそれほど普及していない為、小売店やレストランなどは現金しか受け付けないところが多いのだそうです。
ロナルドが紹介してくれた金利0%で分割払いできるクレジットカードは、審査がとても厳しいので低所得者が利用するのは難しいそう。そうなると、クレジットカードを利用する人達が限られてきて、お店もクレジットカードを利用する為の機器を設置するとコストがかかってしまう為、利用できるお店が少ないそうです。
よって、クレジットカードが使えるか使えないか、が頻繁に行く店くらいしかわからない街中での買い物に対して、確実にクレジットカードを利用することのできる電子取引はとても魅力的ですね。
ロナルドがこうした背景を記事中で話さなかったのは、「クレジットカードを使うなら電子取引!」というのが、インドネシア人の彼らの中では常識だから、ということなのでしょう。「所変われば品変わる」の好例と言えるかもしれませんね。
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