2013年6月4日火曜日

マレーシア人観光客への観光インバウンド戦略 -訪日時の情報収集にもSNSが活躍

今年1月、株式会社リクルートライフスタイルは、2009年12月以降に訪日したマレーシア、シンガポール、タイの計2117人を対象に、訪日旅行の調査を実施しました。訪日への全体評価は「非常に満足」「満足」の合計で99.1%に達したものの、リピーターの多いタイやシンガポールに比べ、マレーシアからは初回訪問者が6割以上という結果に。インドネシア同様、イスラム大国のマレーシア。マレーシア人が日本で必ず体験したいことに「食事」があげられることからも、ムスリム対応の課題をクリアすることで、今後のリピーター獲得や市場拡大につながるはずです。


上記調査では、訪日後の情報収集にも言及。「訪日後に役立った情報機器」として一番多いのは「自国から持ち込んだスマートフォン」で、「役立った情報源」は、SNSがガイドブックに次ぐ上位でした。スマートフォンの持ち込み率がいちばん高いマレーシアは、SNSやブログの情報を非常に重視しています。
 


訪日後に役立った情報機器及び情報源【国別】(全体/複数回答) 
じゃらんリサーチセンターウェブサイトより転載

マレーシアのネット利用者の9割がSNSを楽しみ、うち6割がFacebookを利用しているといわれていて、週平均9時間の閲覧と、1人につき平均233人の友達の数はいずれも世界1位。常に生きた情報を求めるマレーシア人には、インバウンドでのソーシャル・メディアの活用は必須です。
 
(アジアクリック/高橋)


 

 

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