インドネシアから帰って来ました。昔の中国を見るようであれもこれもまだないから売れるんじゃないか、でももうこんなに日本商品がある!と目に見えて豊かになっている市場です。 渋滞は相変わらずでしたが、地下鉄とモノレールが2018年に通る予定です。
GDP成長率5-6%でも、2030年に約半数が中間層になるインドネシア。7%を達成するとそれ以上。
さて、そんなインドネシアは世界4位2億4000万人の人口を抱えると同時に、ソーシャルメディア大国です。
Facebookは6500万人、ツイッターは3100万人ユーザー。
インドネシアの通信事業者には両者への接続を無料で提供しているところも有るくらいです。
そんなインドネシアで、新しい現象が起きています。企業が頻繁に自社商品にユーザーをタグ付けするため、これを避けてツイッター、WeChat(ウェイシン)、そして限定公開SNSであるPathにユーザーが流れています。 Pathは150人の友人としか繋がらないもっと親密なSNSです。Mixiのちっちゃい版ですね。
また、ローカルではKASKUSが最も大きな交流プラットフォームです。主に掲示板として、そしてモノの売買に使われています。2ちゃんねるの市民版です。
そして海外からLINE,
WeChat(ウェイシン)、カカオトークが大量のTVCMとともに現れ、数百万人単位でインドネシアユーザーを獲得しています。
元祖メッセンジャーであるWhatsAppとBlackberryMessenger(BBM)もその威力は衰えていません。しかし、多くのインドネシアの若者がBlackberryから画面の大きなアンドロイドやiPhoneに乗り換えたがっているのも事実で、近々Blackberryのシェアは落ちていくでしょう。
しかしながら、インドネシアでは、Facebookと並び、ツイッターが最も口コミに強いソーシャルメディアです。というのは例えばイベントがあっても、テレビニュースが流れてもツイッターではその反応と実況中継がなされツイッターからツイッター、ツイッターから口コミへと瞬間的に、また爆発的に拡散するからです。Facebookではこうはいきません。数カ月前にツイッター広告が始まりましたが、これは企業のブランディングに有効でしょう。数十万数百万人のフォロワーのいるパワーアカウントを活用する動きもあります。
ジャカルタ特別州の市民派ガバナーのJokowi氏とAhok氏のツイッター。
ユドヨノ大統領は240万フォロワー。
インドネシアではこれから数年も、ツイッターがトップのソーシャルメディアであり続けるでしょう。
(アジアクリック/高橋学)
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