2013年4月27日土曜日

【EC事例】インドネシアのデジタルマーケティングは女性市場を狙え!


今日はインドネシアで設立4ヶ月にもかかわらず月に100~200件の注文があるECサイトの事例を紹介します。


まず、この図を見て下さい。

    大量の人口と発展する女性の情報欲をツイッターに集め、核にし、大量のトラフィックをECサイトやfacebookに集め、集まった分だけ売り上げがあがります。
 今ではBBM経由だけでも月に100~200件の注文があります。


つまり、圧倒的な人口を背景に、インドネシア発の「女性が美しく健康になる」コンテンツを日々ポータルサイトにストック、ツイッターで発信しつつフォロワーを集め、Facebookではコミュニケーション深化による信頼構築に努め、キャンペーンなど全てをツイッターで発信する。
 
ソーシャルメディアは大人口であればあるほど威力を発揮するという好事例です。
  このように、インドネシア、ジャカルタは大人口の発展段階で「新しい豊かさ」にお金をかけます。
女性の欲望が「よりお得に・より綺麗に」情報を求めているからです。



 ダイソーから始まり、日本並の金額のファッションや化粧品も受け入れられていますが、良いことばかりではありません。
ECサイトは楽天インドネシアが苦戦しているように競争が激しく、どんどん成長する「女性の口コミ力と欲望、市場の変化」を常に現地で捉えないと2,500万人のメガシティーであるジャカルタ、二億四千万人の多民族国家インドネシアの国際競争では生き残れないでしょう。
 しかし今のジャカルタは、現在のタオバオや360が寡占する中国のような成熟市場ではまだありません。

 「美しく健康に」なるための手法やマーケティング方法は、日本企業に一日の長が有るのではないでしょうか?
(髙橋学/アジアクリック)

 

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