「日本へ行った友達がブラックサンダーをくれたよ!」
「いいな、どこでも売り切れだよね」
最近、このような会話が台湾の会社や学校でよく聞かれます。
それだけではなく、『ブラックサンダーを買える店』や『自分でもブラックサンダーを作れる!』というテーマのコマーシャルも毎日放送されています。
更に、『ブラックサンダー詐欺』というものも発生してしまいました。
ある女性はFacebookでブラックさんダーを大量購買すると割引があるというので、一気に四万元のブラックさんダーを注文し、お金を振り込んだそうです。
しかし、待てども待てどもブラックサンダーが届かず、結局担当者も見つからないそうです。
このような案件は、なんと三週間の間に、四件も発生してしまいました。
個人的には、このブームがはじめはちょっと信じられませんでした。
なぜかというと、ブラックサンダーは最近発売されたのではなく、2011年から既に発売されていたからです。
しかも発売当時は知名度も人気も高くありませんでした。
私は日本の友人が来訪した時に、友人が勧めてくれたので、ブラックサンダーを知ったくらいです。
そんなわけで、2011年から2013年まで知っている人があまりいなかったブラックサンダーですが、新しい販売戦略のおかげで、今年に入り大人気になりました。
代理店は有名なブロガーや新聞業と連携して、ブログや新聞で紹介しました。
また、販売店は一番重要なポイントである「ブラックサンダーは超人気!」というイメージを作りたいので、毎日少量で販売しています。
そうすると、人気のイメージが強くなり、新聞でもっと紹介されるのではないでしょうか。
ブラックサンダーの味はこうした宣伝の前からとても美味しかったですが、人気を得るためには味だけでなく、その国に合った販売戦略が重要なポイントなのだと改めて感じました。
(アジアクリック・台湾担当/チャニン)
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