2014年4月9日水曜日

台北を訪れる外国人観光客数が過去最高になった2013年。何に惹かれて来る?

你好(ニハオ)!台湾担当のチャニンです。
世界経済フォーラムが出刊した「2013年観光競争力報告書」で、台湾は144か国中33位に入りました。

台北市政府の調べによると、昨年の来訪外国人人数は640万人に達しまして、その前年2012年の500万人と比べると、28%伸びました。

また、台北を訪れた外国人観光客の消費総金額は1,924億元(日本円で約6,529億円)です。人数を国別で見ると、1位が中国で254万人、次が日本で133万人、それからは香港の89万人です。


台北で人気が高い場所は、夜市(夜市のなかでも特に人気なのは士林、饒河、寧夏の3か所)、台北101、故宮博物館、中正紀念堂と國父紀念館です。

このなかで、故宮博物館は日本と中国観光客に人気が一番高くて、香港来訪者は木柵動物園と北投(温泉があります)が好きな方が多いのだそうです。
対してアメリカやヨーロッパからの来訪者は台北101に行く方が多いようですね。

さらに、場所だけでなく「何をするか」も国によって、差異があります。
例えば、日本人観光客はマッサージが好きで、韓国人観光客はゴルフがやりたい、中国人観光客は有名な観光地へ行く傾向にあります。
 

さて、そんな外国人観光客は、台北のイメージをどう考えていますでしょうか?
それについても調査結果があって、中国人観光客は「台湾人の優しさが印象的」だと返事しまして、日本人観光客は「美味しい台湾料理」、香港からの観光客は「夜市」と答える方が多かったそうです。

好況時期で8~15日間の長いコースも人気はありますが、2008年世界金融危機後で、6日間以内の短い旅行コースの人気が高くなっています。
それが台湾観光が良くなっている理由かもしれません。


(アジアクリック・台湾担当/チャニン)

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