2013年7月23日火曜日

タイ観光庁は世界に向けてどのようにWEBマーケティングを行なっているか?

今回の記事は、観光インバウンド業界・自治体観光課の方向けです。

7月1日からビザ免除になり、ぞくぞくと訪日しているタイ人観光客。

彼らの母国タイは、GDP7.6%が観光産業からの収入となっています。観光立国を志す日本は世界の観光客を惹きつけるタイに学ぶ点が多くあります。
 今回はその観光先進国タイのWEBマーケティングを分析し私たち日本の自治体・観光業がどのように学び活用できるかを考察してみましょう。

【タイ観光庁のWEB施策まとめ】

1)ありとあらゆるWEBサービスで世界の観光客と繋がる

各国向けのホームページには、ローカルに合わせたコンテンツ(写真は中国新浪微博)とコンテンツを最適化している

・公式ホームページ - 多言語で展開。※下記詳細
・Facebook公式アカウント - 英語での運営、旅行体験のシェア
・ツイッター公式アカウント - 英語での運営、新着情報を配信
・Google+公式アカウント - 主に欧米向け
・Youtube公式チャンネル - 各国向けにあるものを整理している
・Sina Weibo(新浪微博)公式アカウント - 主に中国大陸向け
・StumbleUpon公式アカウント - 世界のソーシャルブックマーク

・携帯公式アプリ - iPhoneアプリで展開。中間富裕層向け。
・LINE公式アカウント - 日本・ASEAN諸国向け
・WeChat(ウェイシン)公式アカウント - 中国・ASEAN諸国向け

Facebookでは、タイ旅行体験を募集し、シェア。自分の思い出アルバムを作ることも出来る。

2)タイ観光庁が展開している言語と活用方法


以上の通り、あらゆる言語にホームページが対応しています。
また多言語対応だけでなく、各ページのトピックスも、隣国マレーシア人観光客向けならイベント中心、中国人観光客向けなら旧正月や新浪微博対応、日本人観光客向けなら人気の水上マーケットや夜のバンコクなど、各国観光客のニーズに合わせて内容が構成されています。

また、面白い所でチャットを設置。英語で回答をもらえます。
「海なら11月から4月がお薦め」とすぐ英語で返信来ました

3)まとめ:タイ観光庁に学ぶ、観光インバウンドWebマーケティング

①世界への扉、あらゆるSNSに公式アカウントを開設。
②あらゆる多言語に対応。コンテンツもニーズ別に。
③情報発信・受信、シェアの促進。

実際は、私たちは主要国にターゲットを絞るしかないようです。
英語、中国語はもちろん、今後増加が見込まれるタイ語、インドネシア語対応がこれらに続くでしょう。

当社でも、WEB上の多言語化をお手伝いしています。

タイ人観光客の増加に備え、業界に先駆けて英中韓に加えてタイ語ホームページやFacebookに対応した新宿ワシントンホテル。
私達も、情報の質を2倍(体験のシェア)、量を10倍にしてまいりましょう!(アジアクリック/高橋学)


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東京都新宿区新宿6-27-1 LG新宿318
TEL  03-6205-5619
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Web  www.asiaclick.jp
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(アジア各国の特派員による、現地からの生情報)
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