最近当社へのご依頼も増えてきた、インドネシア語のホームページ制作・翻訳へのポイントをシェアしたいと思います。
1)スマートフォン対応にすべき
インドネシアでは、PCではなく、ブラックベリーといったスマートフォンで表示が多いです。
スマートフォンでどのような表示がされるか確認しつつの制作が必要です。
また、スマートフォン対応ということは、重くかつ人によっては追加料金がかかる画像や動画をどこまで入れるかも検討しましょう。
2)ソーシャルメディア対応は必須
インドネシアは日本以上のソーシャルメディア大国。
特にツイッター・Facebookは日本以上に活用されています。
・ツイッターやFacebookのソーシャルプラグイン
・ハッシュタグ#や写真でシェアされやすい短い文章・写真の選定
・新興SNSであるWeChatなどへの対応も検討
3)BBM(ブラックベリーメッセンジャー)IDの掲載
・インドネシア人は、富裕層はiPhoneですが中間〜富裕層はまだまだブラックベリー携帯のBBMを同時に使用しています。
また、BBMまでの推移であるYahooメッセンジャーやメール・電話番号のホームページへの掲載も前向きに検討しましょう。
4)マレーシアへの影響を考えて、言葉は選んだ翻訳を
インドネシア語と、隣国マレーシアの公用語マレー語は約85%程度が一緒の言葉ですが、一部、特に誤解を招くような全く異なる意味になる同一異義語が有ります。
例)例えば、マレー語で子供を表す Budak はインドネシア語では奴隷という意味になります。
この辺りのニュアンスは、前後の文脈やカテゴリに依っても変わってきますので、教養と経験の有るインドネシア人が担当に当たらなければいけないのは言うまでもありません。
5)イスラム教だけでなく、その他大多数の宗教や民族感情に配慮
インドネシアは17000もの島で出来た島国で、300もの民族をもつ多文化・多言語国家です。
大多数のイスラム系だけに配慮していると、その他の民族の反感を買いかねません。もちろん中華系も含めてです。
この点も、教養と経験のある現地マレー系・中華系・少数派民族のチェックを通したほうが良いでしょう。
20年後には日本のGDPを抜いて、世界4位に踊り出ることが予想されているインドネシア。
インドネシア語のホームページはその窓となりますから、今のうちからしっかりポイントを抑えたローカライズ翻訳・制作を行いましょう。
(アジアクリック/高橋学)
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