2014年4月2日水曜日

イスラム教のモスクから感じる、マレーシアの「多民族国家」

 Selamat Pagi! マレーシアのシャフィクです。
 マレーシア航空機MH370の事故に関して、乗客の家族へ心からお悔やみとお祈りを申し上げます。

 さて、私がこの特派員記事を書き始めて、あっという間に3か月経ちました。最初の記事で、マレーシアという国について基本的なことをいろいろお伝えしましたが、そのなかのひとつに「マレーシアは多民族の国」というものがありました。今日はイスラム今日のモスクから、それを感じていただければと思います!

 マレーシアは多民族のため様々な宗教があります。主にイスラム教(61%)、仏教(20%)とキリスト教(10%)で、宗教がたくさんあることによってマレーシアの文化も色とりどりになります。
 建物や礼拝堂はそのひとつ、マレーシアのいたるところでモスク、お寺、教会などが多く見られます。

 特にマレーシア人の半分以上のムスリムのモスクは、地方により外観の色や形が異なります。マレーシアは900年前インドから来た商人にイスラム教について紹介され、それ以来モスクの数はだんだん増えてきました。そして地方により文化と習慣が違うため、モスクの形も様々になりました。

(マラッカにあるマレーシアで1番古いモスク)

 まずマラッカを例にすると、昔に中国、インドネシア、インドなどから来た商人が多かったため、マラッカの文化には少しその影響が残っています。
 特に食べ物と建物、モスクのデザインにもある程度お寺の形をして立てられています。我々が知っている通常のモスクの屋根は丸いドーム形をしていますが、マラッカではほとんどのモスクはその形の屋根ではありません。

(ペナンにあるカピタン・クリン・モスク)

 それに対してペナンにあるもモスクを見ると、インドやパキスタンにあるモスクの形に似ています。
 それはペナンにインド系のイスラム教徒が多いからです。マラッカのモスクのデザインと違い、屋根が丸く、暗めの色のドームが多いですね。

(有名なシャーアラムモスク。クアラルンプールから1時間ぐらいの場所ある)
上の写真のように、都市のクアラルンプールやプトラジャヤにあるモスクは周りの建物と良く似合うように、大きな丸いドームと派手な色を使っています。KLCCモスクやシャーアラムモスクど、きれいなデザインで目立つため、土地のシンボルとして旅行者にも有名です。

 私もモスク旅行が好きで、建物を楽しみながらお祈りをやることにより心を落ち着けることができます。しかし悲しいことは、モスクがきれいでも、お祈りに来る人が少ないとちょっとさびしく感じてしまうこと。個人的にはモスクの外観だけではなく、なかみのほうも努力するべきではないかなあと思っています。

(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)








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