最近、インドネシアと日本の関係がより親密になってきています。このことは、インドネシア人に日本のブランドや文化が浸透していることからわかります。
関係を親密にするための取り組みの一つとして、日本がインドネシアのプレミアムテレビの視聴者に面白い番組を提供しています。その為、日本の番組を見ることが出来るケーブルテレビ『Waku Waku Japan』の広告がテレビで流れています。『Waku Waku Japan』はレギュラー番組からプレミアム番組まで、沢山の日本の番組を提供しています。アニメ、ドラマ、文化ドキュメンタリー、エンターテイメント、スポーツ、音楽など、こんなにも多くの種類の番組をインドネシアで見ることができるのです!
また、テレビ番組だけでなく日本で大人気のアイドルグループ・AKB48の系列で、インドネシア人の女の子で編成された『JKT48』も有名です。『JKT48』のブランドカラーは日本の国旗を表す赤と白で宣伝にとても効果的な為、インドネシアに進出している日本の企業は、『JKT48』をブランドアンバサダーとして起用しています。この様な取り組みで、日本はインドネシア人の目が日本へ向くようにしています。
韓国がインドネシアの市場にすでに浸透していた2000年始めから2010年にかけて、インドネシア人の中で日本の番組が流行りだし、人気になりました。かつては、日本の音楽プロモーションビデオやドラマはインドネシアのローカルテレビで放映されていて、ほとんどの人が楽しんで見ていました。
また日本の音楽も非常に人気で、L'Arc-en-Cielや浜崎あゆみ、木村拓哉などがインドネシアの雑誌でとり上げられていました。しかし,日本愛好クラブがあるにも関わらず、最近再び韓国のテレビや雑誌の浸透に押されてしまっています。
これらの日本の取り組みによって、かつてのインドネシアでの日本の絶大の人気を取り返すことを私は願っています。なぜなら私も日本の愛好者の一人だからです。私たち、日本の愛好者は非常に、日本の音楽や映画などのエンターテイメントメディアを聞いたり見たりしたがっています。しかしながら、韓国の音楽などの人気が絶大である為、日本の人気を取り戻す為のより多くの取り組みが必要なのではないか、と考えています。
(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)
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