<<日本と違う、日本が違う? 各国キャリア事情>>
各国別にキャリアに特徴としてまず、ASEAN各国を通して日本と一番違うところは、キャリアとメーカーの契約が完全にわかれているところです。
日本と違うというよりも、日本以外はだいたいキャリアとメーカーが分かれています。
キャリアはdocomo、au、softbankなどの通信業者をさし、メーカーはPanasonic、NEC、ソニーエリクソンなど携帯を作ってる会社だとおもってください。
たとえば、iPhoneがほしいとおもっても、softbankかauでしか基本的には購入できないのが日本ですが、世界各国では携帯電話は携帯電話、通話プランは通話プランと別契約になります。
ドコモショップやauショップに行くというよりも、携帯電話が色々売っている店で購入して、すべてのキャリアから好きな通話プランが選べるという感じです。
▼タイ
携帯電話事業は、旧国営企業からの事業免許を取得するBTO(Built-Transfer-Operation)事業として運営されている。主な事業者とシェアは、Advance Info Service(AIS)が44%、Total Access Communication(DTAC)30%、True Move(旧TA Orange)が24%、Hutchison CAT Wireless
Multimedia、CAT Telecom、TOT傘下のThai Mobileなどその他で約2%である。
快適なモバイル通信に欠かせない W-CDMA 3G 通信方式ですが、タイでは過去に政治・経済の混乱があり、携帯電話網の整備が遅れた結果、未だに 2G 主体のキャリアがあり、3G で全国カバーには程遠い状態です。
選んだキャリア、SIMカードが持っているスマホで使えないことがあります。
快適なモバイル通信に欠かせない W-CDMA 3G 通信方式ですが、タイでは過去に政治・経済の混乱があり、携帯電話網の整備が遅れた結果、未だに 2G 主体のキャリアがあり、3G で全国カバーには程遠い状態です。
選んだキャリア、SIMカードが持っているスマホで使えないことがあります。
▼マレーシア の携帯電話キャリア事情
携帯電話の普及率が既に100%を超えている。インフラでは第3世代携帯電話(3G)のユーザーが3割弱を占めており、第4世代携帯電話(4G)インフラの導入も始まっている。一方で固定電話は、携帯電話の普及に伴って減少傾向にある。
加入者ベースで国内最大の携帯電話事業者は、「MAXIS(マキシス・モバイル)」。業界2位の「Celcom(セルコム・アクシアタ)」は固定網で最大の事業者TM(テレコム・マレーシア)系列である。アクシアタグループは売上高30億ドル、加入者数1.3億人以上を誇る東南アジア最大級の携帯電話会社で、現在10億リンギ(約250億円)を投じて、次世代方式のLTE網の整備を積極的に進めている。
3位の「DIGI(ディジ・テレコム)」は、固定通信サービスも提供しているが、事業の中核は携帯電話サービスである。07年にタイム・ドットコムと戦略的提携を結び、タイム保有の免許を譲り受けて、3Gサービスを開始した。
携帯電話事業者は従来の大手3系列に加えて、2008年には4社目の「UMobile(Uモバイル)」が参入。これら事業者から通信インフラを借りて事業を展開するMVNO(仮想移動体通信事業者)として5社に免許が交付されている。新規参入を果たしたUモバイルは中国ZTEとの戦略提携を発表し、11年度下半期には42メガビット/秒のモバイルネットワークをマレーシア中央部のヌグリスンビラン州と北部地域に展開した。その後、マレーシア全域に100メガビット/秒の能力を持つLTEインフラを配備する予定である。
加入者ベースで国内最大の携帯電話事業者は、「MAXIS(マキシス・モバイル)」。業界2位の「Celcom(セルコム・アクシアタ)」は固定網で最大の事業者TM(テレコム・マレーシア)系列である。アクシアタグループは売上高30億ドル、加入者数1.3億人以上を誇る東南アジア最大級の携帯電話会社で、現在10億リンギ(約250億円)を投じて、次世代方式のLTE網の整備を積極的に進めている。
3位の「DIGI(ディジ・テレコム)」は、固定通信サービスも提供しているが、事業の中核は携帯電話サービスである。07年にタイム・ドットコムと戦略的提携を結び、タイム保有の免許を譲り受けて、3Gサービスを開始した。
携帯電話事業者は従来の大手3系列に加えて、2008年には4社目の「UMobile(Uモバイル)」が参入。これら事業者から通信インフラを借りて事業を展開するMVNO(仮想移動体通信事業者)として5社に免許が交付されている。新規参入を果たしたUモバイルは中国ZTEとの戦略提携を発表し、11年度下半期には42メガビット/秒のモバイルネットワークをマレーシア中央部のヌグリスンビラン州と北部地域に展開した。その後、マレーシア全域に100メガビット/秒の能力を持つLTEインフラを配備する予定である。
▼シンガポールの携帯電話キャリア事情
Singtelが約5割、StarHubが3割、M1が2割を占めています。
こちらもSingtelがドコモ、StarHubがau、M1がソフトバンクといったサービスと生い立ちの位置づけです。
【シンガポール各社プリぺイドサービスの特徴】
<シングテル>
最大手で、もっともバランスの良く取れたサービスを提供します。各種付加サービスにも、幅広く対応しています。
<M1>
3社中、携帯専業としては唯一です(他社は、固定電話部門などがあります)。そのためか、ユーザーサポートの手厚さ、迅速さに関しては、他社を圧倒します。
<スターハブ>
料金的には最も安いオペレータですが、(少なくとも音声メインで使うには)正直お勧めしません。オンライン情報が分かりにくく、さらにサポートは、間違いなく3社中最悪です(電話は繋がりにくく、オンラインフォームを使った問い合わせへの回答も、最悪1週間ぐらい待たされることがあります)
▼インドネシアの携帯電話キャリア事情
インドネシアのキャリアは、通信方式で違いはありますが、2010年のGSMのシェアは1位 TELKOMSEL 38.20%、2位
Indosat 18.42%、3位 XL Axiata(EXCELCOM) 16.77%という感じ。Singtelが約5割、StarHubが3割、M1が2割を占めています。
こちらもSingtelがドコモ、StarHubがau、M1がソフトバンクといったサービスと生い立ちの位置づけです。
【シンガポール各社プリぺイドサービスの特徴】
<シングテル>
最大手で、もっともバランスの良く取れたサービスを提供します。各種付加サービスにも、幅広く対応しています。
<M1>
3社中、携帯専業としては唯一です(他社は、固定電話部門などがあります)。そのためか、ユーザーサポートの手厚さ、迅速さに関しては、他社を圧倒します。
<スターハブ>
料金的には最も安いオペレータですが、(少なくとも音声メインで使うには)正直お勧めしません。オンライン情報が分かりにくく、さらにサポートは、間違いなく3社中最悪です(電話は繋がりにくく、オンラインフォームを使った問い合わせへの回答も、最悪1週間ぐらい待たされることがあります)
▼インドネシアの携帯電話キャリア事情
シェアだけで日本のキャリアと照らし合わせるとちょうどDoCoMo=TELKOMSEL、Indosat=au、XL Axiata(EXCELCOM)=softbankという感じでしょうか。
日本と大きく違うところに、機種と通話プランが違うことを上記であげましたが、もうひとつ大きく違うところは、95%の利用者がプリペイド方式を使用しているということです。
毎月、残高がなくなりそうになると補充するという感じなので、BBMを主に利用していて、ほぼ電話はかかってくるという場合、月額で100,000Rp(日本円で約850円)かからずにすみます。安いです。
いかがでしたでしょうか。
まだまだインフラとしては改善点の有る東南アジア携帯電波事情ですが、スマホやSNSの日本以上の普及に代表されている通り、これらの情報伝達事情を踏まえた各地でのマーケティングが必要ですね。
(アジアクリック/高橋学)
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(アジア各国の特派員による、現地からの生情報)
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