▼タイ人は文字が嫌い?! タイ人とのコミュニケーション方法
さて、前回タイ人の特徴についてお話しましたが、今回は、タイ人のコミュニケーションについて探ってみたいと思います。いまタイ人、とくにバンコク市民にとって、スマートフォンが欠かせないコミュニケーションツールになっていることをご存じですか?バンコクの街を歩けば、日本以上にスマホを操る人の多さに驚くはずです。バンコクにおけるスマホ率はとても高く、ある調査では、バンコク市民の2人に1人がスマホを所持しているという結果も出ています。人気機種は、やはりiPhone。富裕層を中心に絶大な人気があります。同じ東南アジアでも、インドネシア語圏でBlackberryが人気なのとは対照的ですね。
タイ人は文字を書くのも読むのも嫌い?!
ではなぜこれほどスマホがコミュニケーションツールとして支持されるのか? それは、タイ人の「文字嫌い」が原因ではないかと考えます。
タイの公用語であるタイ語は、独特の象形文字のようなくねくねした表音文字で表しますが、非常に複雑で、速記などには不向きと言われます。PCのタイピングも、文字によっては入力が面倒。だから、メールでも早く打てて簡単な英語のアルファベットを使用する人が多いのです。また、タイ語の音をそのまま英語のローマ字に置き換えて送受信することもあります。
そんな状況下でスマホがもたらしたのが、LINEやWeChat(ウェイシン)のような、写真やイラスト中心のコミュニケーションツールです。文字を打つ必要がなく、スタンプで簡単に会話できることから、タイでも爆発的に普及し、市民権を得ています。
タイ人とソーシャルメディア
LINEやWeChatをはじめ、タイ人がスマホで利用するのは、もっぱらFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアです。友人はもちろん、家族との会話でもスマホのSNSアプリを利用するのが一般的。今やバンコク市民の90%がSNSを利用し、98%がFacebookを利用しているといわれます。
Facebookは市民生活に深く浸透していて、交流の場として最適です。自尊心が強く、みえっぱりな一面を持つタイ人にとって、SNSで自己表現し、人に「羨ましい!」と感じてもらうことで優越感を感じています。また、タイ人は写真を撮るのも撮られるのも大好き。写真共有アプリ「Instagram」が、昨年末に発表した世界写真アップロード場所ランキングで、1位と2位をタイが独占したことも話題になりました。
Facebookは市民生活に深く浸透していて、交流の場として最適です。自尊心が強く、みえっぱりな一面を持つタイ人にとって、SNSで自己表現し、人に「羨ましい!」と感じてもらうことで優越感を感じています。また、タイ人は写真を撮るのも撮られるのも大好き。写真共有アプリ「Instagram」が、昨年末に発表した世界写真アップロード場所ランキングで、1位と2位をタイが独占したことも話題になりました。
また、現実問題として海外でインターネット使うのはとても高いから、ガイドブックのほうが良いという意見があります。ホテルに帰ったらwifiなどをつかって更なる情報を読んだりする人が多いので、ビジュアル主体のガイドブック作成も検討しましょう。
タイをビジネスマーケットに考えるなら、ぜひFacebookで画像を通してコミュニケーションを通じ、広告効果を狙いましょう。
(アジアクリック/高橋学)
【アジアSNS勉強会】8月22日に、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア向けFacebookの運用勉強会を行います。
詳細はこちら
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