2012年11月28日水曜日

(セミナー報告)東南アジア飲食業の進出事例


今日は東南アジアで飲食業を展開している方の話を聞いて来ました。
数十名の飲食業経営者が参加し、熱心にビジネスの可能性を検討している様子でした。

▼シンガポールを拠点に東南アジア諸国で「フランチャイズブランドの輸出」を手がける土屋晃氏

【成長する東南アジア、日本食は高単価でも人気、都市で攻めよ】



(東南アジア市場について)
・人口2.5億で20代が多い魅力的な市場、インドネシア
・2085年まで人口が増え続ける、マレーシア
・550万人で淡路島同じ大きさ、4,50代が多いシンガポール。2040年に人口のピークを迎える。これらASEAN全ての国が親日である。
・インドネシアとマレーシア、ASEAN6は60%が30歳以下
・ASEANの中間層(年収400万円)2010年9.4億人→2020年には20億人と倍増
都市あたりでGDPを見ると、KLは1987年の日本、バンコクは1985年、ジャカルタは1983年、ホーチミンが1972年に当たる。
・1人あたりGDP2000USDを超えると、コンビニができ、3000USD(ホーチミン)を超えるとサービス産業が出来、4000USDを超えるとクレジットカードが使える。


(シンガポールに進出した飲食業)
・SAKAE SUSHI、SUSHI TEI、板長寿司、、山頭火ラーメン、和民(定食屋)、一風堂2店舗、PepperLunch、サイゼリヤ、牛角2号店、フレッシュネスバーガー、サンマルクカフェなどが進出。
→山頭火は1300日本円ほどだが人気。

(マレーシア・クアラルンプールに進出した飲食業)
・NON HALALコーナーがあるように、戒律が厳しい
・カプリチョーザ、和民、オートバックスなど。
・Tokyo Street(日本製はダイソーと山頭火ラーメン(豚骨)のみ)、新宿武蔵(豚骨)、ダイソー、QBカット
→2700万人うち30%の華人うち40%がKL住み。35.8%が華人をターゲットで十分ビジネスになる。

(インドネシア・ジャカルタに進出した飲食業)
・97%を占めるムスリムの戒律が低く、ビールを飲んでいるほど。
・山頭火ラーメン、大戸屋、吉野家、丸玉が進出。日本価格の2/3程度で販売している。
・牛角(客単価7000円、立地がシャネルやヴィトンの並び)
・一幸舎(豚骨)、人口3%の華人のみが顧客だが大人気。

▼人件費、家賃、原材料、法人税の安さで日本よりはるかに利益が出しやすい。しかし政治リスクはどの国にもあり、営業停止や配当不可能などがあることを折り込まなければいけない。

以上、土屋晃氏の経験をシェアしていただき、私たちは東南アジアを考える時

1)日本ブランドは高単価でも通用する。
2)国ではなく、都市で進出先マーケットを見る。
3)イスラム国だが華人マーケットでも十分な市場がある。

これらを基礎において考えることが必要そうです。



高橋学 / アジアSNSコンサルタント

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