2013年10月14日月曜日

2013年最新LinkedIn国別ユーザー数発表——日本とアジア各国の順位は?

当記事の3行まとめ

  1. LinkedInは世界2億5,600万人が利用するプロフェッショナル向けSNS、共通言語は英語
  2. 日本は対人口比0.76%(100人に1人未満)で利用率が低く、アメリカ・カナダ・シンガポールなどでは人口の3〜4人に1人が利用
  3. ASEANでのB2Bパートナー発掘・バイヤー発掘ツールとして、LinkedInは極めて有効

ソーシャルメディア分析のSocial Bakersから、国別のLinkedInユーザー数が公開されました。LinkedInはプロフェッショナル同士をつなぐSNSで、世界で2億5,600万人が利用しており、主に国境を越えた専門家同士の接続を目的に英語が共通語となっています。

① 国別LinkedInユーザー数ランキング

主要国の利用者数は次の通りです。

  • 1位 アメリカ 9,142万人
  • 2位 インド  2,392万人
  • 3位 ブラジル 1,519万人
  • 12位 中国  385万人
  • 18位 インドネシア 253万人
  • 20位 フィリピン 206万人
  • 27位 マレーシア 147万人
  • 32位 シンガポール 116万人
  • 39位 日本 96万人
  • 45位 香港 75万人
  • 49位 タイ 69万人
  • 50位 韓国 68万人
  • 52位 ベトナム 64万人
  • 55位 台湾 57万人

② 注目すべき利用率——アメリカ3人に1人、シンガポール4人に1人

絶対数だけでなく、対人口比で見ると市場の特徴がより鮮明になります。

  • アメリカ:総人口の約3人に1人がLinkedInを利用
  • イギリス・カナダ・オーストラリア・シンガポール:総人口の約4人に1人
  • スペイン・香港:総人口の約10人に1人
  • 日本:対人口比0.76%(100人に1人未満)

これらの利用率の高い国・地域でパートナーや取引先、専門家を探す際は、LinkedInを使うのが最も効率的なルートになります。

③ B2BバイヤーマーケティングとしてのLinkedIn活用

当社(アジアクリック)でも、ASEAN諸国でのB2Bバイヤー発掘にLinkedInを活用し、実績を出しています。具体的な使い方は次の通りです。

  • 英語で専門家や取引先候補を検索する
  • 関連グループを作成し、業界コミュニティを形成する
  • 企業ページを開設し、見込み顧客が興味を持つ情報を継続的に発信する

これによって、世界のビジネスチャンスとつながることが可能になります。これまでLinkedInはHR(人材獲得)ツールとして見られてきましたが、B2Bの顧客発掘もLinkedInを通じてソーシャルメディアで実現できるようになっているのが現状です。

まとめ

LinkedInは日本国内では普及度が低いものの、国際B2Bビジネスにおいては極めて重要なインフラです。特にASEAN市場で取引先・専門家・バイヤーを開拓する際には、英語での発信を前提に、LinkedInを通じた継続的な情報提供と関係構築が、長期的な成果につながります。Facebook中心の現地市場アプローチとは異なる軸として、LinkedIn活用を組み込む価値は高いと言えます。


この記事の著者

高橋 学(たかはし まなぶ)
アジアクリック代表。タイ・バンコク在住。中国を含むアジアでの実務歴20年以上。日本語・英語・中国語・タイ語の4言語ビジネスレベル。東南アジア6カ国+インド+中国の現地ビジネス、訪日インバウンド、SNSマーケティングを専門とし、日本の自治体・観光団体・企業に対し、どの国に・どの順序で・どのように伝えるかの判断材料を提供している。

関連リンク
公式サイト:https://asiaclick.jp
note:https://note.com/aseanmana
お問い合わせ:info@asiaclick.jp

参考資料・関連情報

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