2014年1月31日金曜日

ミャンマーの携帯・スマホ事情〜その3 今年が携帯元年!

 こんにちは。ミャンマーの後藤です。ミャンマーの携帯・スマホ事情の第3回目です。
(過去の記事はこちら→第1回:http://goo.gl/MA3G9X 、第2回:http://goo.gl/GVojx1 )

 日本では携帯は当たり前に日本語で使い、ネットからアプリをダウンロードできるのも当たり前。しかし、ミャンマーでは事情が全く違っていた。


■スマホでミャンマー語が表示できない?
 2012年10月、私はソニーのスマホ Xpreria S という機種をヤンゴン買った。起動すると英語表記だったので、設定を変えて日本語表示にするのは簡単だった。でも、言語設定にはミャンマー語はないので、普通のミャンマー人だったら英語画面で使うしかない。言語設定にミャンマー語がないのはソニーだけでなく、ほとんどのメーカーだそうだ。
 問題はそれだけではなかった。WEBやFacebookやメールでミャンマー語の文章を見ようとすると、全て "□□□□" や "????" と表示され、ミャンマー語が全然表示できない。スマホの中にミャンマー語フォントが入ってないからだ。iPhoneでもAndroidでもOSの中に世界中の多くの言語のフォントが入っていて、かなりマイナーな言語の文字でも表示できるようになっている。しかし、世界中の言語の中にミャンマー語が入ってなかったのだ。

 ミャンマー語よりもずっとマイナーな言語がたくさん入っているのにミャンマー語は入っていないのには、政治的な理由がある。最近までミャンマーは欧米による経済制裁対象国だったため、AppleもGoogleもミャンマー語をサポートしてなかったのだ。パソコンのほうでは、macは2011年からWindowsは2013年からミャンマー語フォントをサポートするようになったが、スマホのほうは相変わらず入っていない(Androidの最新バージョン4.4ではサポートされたとの情報あり)。
(左側はミャンマー語フォントが入っていない。右側はミャンマー語フォントを入れた。)


■ショップでフォントを入れてくれる

 私が買った機種ではミャンマー語が表示できなかったが、他の機種ではミャンマー語が表示できる場合が多い。ショップがフォントをインストールしてくれているのだ。フォントだけでなくミャンマー語入力アプリや、その他のいろんなアプリを入れてくれる。アプリまで入れてくれるのは、ミャンマーでのネット接続があまりよくないのと、ミャンマーでのアカウント取得の問題があるからだ。

 一般の人にとって、自分でフォントを入れるのはかなり難しい作業になる。一種のハッキングであるRoot化(iPhoneの場合は「脱獄」)を行った上でフォントをインストールするのだ。それらの一連の操作をショップがやってくれる。ショップでできない機種の場合は、自分でやらなければいけない。以前サムスンのスマホが人気があったのは、サムスンは標準機能としてフォントが簡単に追加できるというのが理由のひとつだった。

 フォントをインストールすると、Facebookでもメールでもミャンマー語が表示されるようになるが、スマホの表示言語は英語表示のままだ。これだと一般の人には使いにくい。それで最近出てきたのがミャンマー向けの独自スマホだ。機種は少ないが、インドのメーカーや台湾のHTCなどがミャンマー専用スマホを出していて、設定画面から何から全てミャンマー語で表示できる。

(ミャンマー向けに特別にカスタマイズしたスマホを売っているインドの会社)
 
 
■アプリダウンロードもできなかった
 2年前、Xpreriaを買った私はさっそくアプリをダウンロードしようとしたが、Googleのダウロード公式サイトPlayストアに接続できない。何と、ミャンマーからのアクセスをGoogleがブロックしていたのだ。一般のミャンマー人はショップでアプリをインストールしてもらうようだ。その状況が変わったのが、2013年4月だ。突然、Playストアにログインできるようになった。それでも、ダウンロードできるのは無料アプリのみで、有料アプリは相変わらずダウンロードできない。iPhoneの場合は問題なかった。2012年の時点で有料アプリも含めて全て自由にダウンロードできていた。


■電話料金はプリペイドカードで

 最後に、携帯料金の払い方を紹介したい。ミャンマーではほとんどの携帯はプリペイド方式だ。5,000チャット(約500円)と10,000チャット(約1,000円)の2種類のカードがあり、コンビニや小さな雑貨屋などでも売っている。注意しないといけないのが、GSM, W-CDMA, CDMAの各方式でカードが違うことだ。それに、去年出た1,500チャットSIMはまた別のカードになっている。店でカードを購入するときは十分注意しなければいけない。

 カードを購入後、裏のスクラッチを削ると18桁の番号が出てくる。たとえば、この番号が 11 2222 3333 4444 5555 だとする。スマホを電話通話にして、電話番号部に
*123*112222333344445555#
と入力して通話ボタンを押すと料金が補充される。補充後、補充完了のテキストメッセージが届く。

(GSM用プリペイドカード。通信方式によってカードも別になっている。)


■今年がミャンマーの携帯元年
 今年2014年には外資の携帯キャリア2社が営業を始める。また、ミャンマー語やアプリダウンロードの問題も、すこしずつ解決してきた。世界の中で例外的に携帯の普及率が低かったミャンマーだが、今年は一気に普及が進むだろう。


(ミャンマー担当/後藤)

日本の新車がインドネシアでローンチ!新車と日本ブランドへの人々の反応は?

 Selamat pagi(スラマッパギ)!インドネシア担当のロナルドです。
 インドネシアでトヨタの乗用車「カローラ・アルティス」の新モデルがお目見えしました。インドネシアで販売されるのは、アメリカで販売されるものと同じ仕様のものです。



 
 トヨタの公式発表によると、トヨタはこの車を作るために長い時間を要し、なんでもカローラセダンのエンジニアたちはこの車をより良くするインスピレーションを得るために世界中を旅した(!?)とか。
 そこでインドネシアを含む世界のカローラ愛好家たち、そして10代目のカローラ・アルティスユーザーに訪ねたところ、彼らの多くは「性能は良いがデザインが…」とデザインに難色を示したそうです。そうした市場調査に基づきこの車は生まれたとのこと。

 カローラはインドネシアでは80年代から乗られているので、その名前や存在、また素晴らしい価値を持っている車のひとつ、ということはほとんどの人々が知っています。また人々は、トヨタの車は維持費が手頃でパーツも買いやすく、中古車でも販売価値が高いことから、「トヨタ」というブランドが自動車製造のトップブランドである、ということも知っています。
 人々のそうした認識はカローラにも影響を与えています。例えば、約3億インドネシアルピア(日本円でおよそ260万円)という販売価格は安くはありませんが、低い維持費や中古車市場での価値が高いことを勘案すると、ヨーロッパやアメリカのブランドの車よりもお得なのです。これから先も、カローラはインドネシアの自動車利用者には身近な存在であり続けるでしょうし、日常使いできる気軽な車として認識されることでしょう。

(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)

2014年1月30日木曜日

インドネシアに根付く中国文化と、中国人観光客

 Selamat sore(スラマッソレ)!インドネシア担当のロナルドです。
 休暇シーズン、特に旧正月のように長い休暇になると、多くの中国人観光客がインドネシアを訪れます。今年も明日からまさに旧正月が始まりますね。


 インドネシアは中国系の市民が住む国のひとつです。中国系の人々の大半は、中国本土の伝統文化を生活に取り入れています。例えばお祈りの仕方であったり、古代中国の神々や風水を崇拝したりといったことです。
 ジャカルタにあるKong Hu Chu寺院は、中国にもともとあった宗教と仏教の寺院です。この寺院の周辺地域では、旧正月を祝うフェスティバルが開かれています。ジャカルタの他にも、中国系住民の多く住むポンティアナやボルネオ島のシンカワンなどといった都市でも、路上などで旧正月のお祝いをします。

 しかしインドネシアに暮らす中国系住民のお祭りには、国際的な意識が欠けているように思います。事実、中国本土から来る観光客のほとんどは、休暇の旅行先としてバリを選択しており、インドネシアで中国文化のフェスティバルを見るということはしないのです。
 バリは、その美しいビーチとバリ特有の文化が魅力であり、ケープタウンやエディンバラ、ハワイ、マドリード、エジプト…などと並んで「世界の最も好きな観光地」のトップ10に入っているくらい世界に認知されている場所です。

 今はまだそうではありませんが、インドネシアの中国文化が外国人観光客の訪イ理由の主目的、およびインドネシア観光の強みになることが期待されます。

(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)

2014年1月28日火曜日

インドネシア・ジャカルタのWi-fi・携帯充電サービスはなんと無料?!

Selamat siang!  アジアクリック・インドネシア特派員の長野です。

ここジャカルタではスマートフォンの普及により、モールやスターバックス、マクドナルドなど、至る所でネットを利用する人の姿が見られます。


日本のように登録制のFree wifiはほとんどなく、店員さんにパスワードを聞いて利用することができたり、中にはパスワード無しで繋がるところもあり、現地の人だけではなくスマートフォンやPCiPadを利用する旅行者にとても便利なサービスとなっています。

そこまでして彼らはモールやスタバで一体何をしているのか

それはひたすらチャット、FacebookLinkedin、一部は勉強や仕事。
何処にいても常に誰かと繋がっているのが好きなのでしょう。
そんなインドネシア人を見ていると、寂しがりやなのかな、と時々思います。


そんな中、最近オープンしたモールでは、インフォメーションで便利なサービスを利用出来るようになっているようです。それは携帯充電サービス!

たくさんネットを使っていれば、その分バッテリーが減っていくのは当然。このサービスがあれば、チャットに夢中になって、残り少ないバッテリー残量に気づいて慌てることも無いですね。これだけジャカルタの便利さに慣れてしまうと、日本が少し不便に感じてしまうこともしばしば。

増えるインドネシア観光客向けにも、ストレスフリーなスマホ環境で、日本の四季のすばらしさを母国にシェア出来るようにしていきたいものですね。

(インドネシア・ジャカルタ特派員/長野)


【 シンガポールで、自治体・企業のPRオフィス機能代行します 】
東南アジア市場のPRオフィス機能を代行、ASEANの消費者と日本のビジネスマッチングを提供しています。 観光インバウンドに、企業の現地営業サポートに。詳しくは
http://asiasns.blogspot.jp/2014/02/prasean.html

ご相談は、電話 03-6205-5619 またはメール info@asiaclick.jp までお気軽にどうぞ。

広告を隅々まで見てもらうには?:シンガポールの家電量販店にみるフェイスブック活用事例

人口の半分以上がフェイスブックを利用するシンガポール。
企業のフェイスブックページを見てみると、PRやキャンペーンの展開方法にも、さまざまな工夫があります。ただ面白いだけではなく、確実に実益につながるアイデアを紹介しましょう。

■Facebookでチラシを展開、消費者と価格交渉

シンガポールで最大の家電量販店「Courts SG」は、フェイスブック経由での売上が、顧客リストの次に多いと言います。同店では、フェイスブック上にもチラシをアップし、顧客の商品在庫への問合せや価格交渉を、コメント欄で活発に行なっています。




なかでも特にユニークなのが、「商品合計額はいくら?」キャンペーン。

商品のシルエット画像とチラシを照らし合わせ、これらが合計いくらになるのかを投稿してもらい、もっとも正解に近い1名に、100シンガポールドルの商品券をプレゼントするというものです。



通常、情報がつまったチラシを消費者にじっくりと見てもらうのは、なかなか難しいですよね。しかしこのキャンペーンでは、クイズへの参加がチラシの隅々まで商品に目を通す行為につながり、実際の広告効果として現れているんです。

シンガポーリアンはチャレンジ精神が旺盛で、情報拡散力にも長けています。クーポンなどのお得な情報には、特に敏感! フェイスブックを使った活発な情報更新はもちろん、様々なキャンペーンにチャレンジすることが、思わぬ効果をあげるかもしれませんね。
(アジアクリック/高橋学・文責/イチミヤチナツ)

【東南アジア勉強会】
1/30(木)「インドネシア観光客勉強会2014」現役ツアーガイドとインドネシア人による最新インドネシア観光客事情です。


2014年1月26日日曜日

2030年までに、インドネシア市場に必要とされる4つの業界とは?!(未来予測)

スラマットシアン! インドネシア担当のルキトです。

現在GDP16位のインドネシアは2030年に7位になりそうです。図のように、約9千万人新たな中間層以上の消費者になります。では、今後インドネシアでどんな業界が必要とされていくのでしょうか?



1.
消費者サービス

都心地域で2030年までに7.7%毎年増加し、消費市場規模は約110兆円になります。
特に、消費者サービスの中で首位は金融サービスです。
現在でも、クレジットカードを複数枚持ち、お得なポイントなどがあることからクレジットカードを使うことを好む傾向があります。
もちろん、飲食業や高級品など、B2C市場として世界第4位の市場になります。


2.
農業と漁業
2030年までに毎年6%を増えます。食品·飲料業界は1800億ドルのチャンスに発展する可能性があり、機械、肥料、種子などのアップストリーム業界のポテンシャルもあります。
インドネシアは国土も広く、人口も多いですから日本の技術で大きな収益を得れるビジネスモデルがぞくぞく生まれてくる可能性を秘めています。


3. 資源

最大の推定1,500億ドルの可能性として、石油とガスと石炭があります。
流通や関連技術など、周辺事業が拡大するでしょう。

4. 人的資本、教育
最大のチャンスは教育。現在も日本にインドネシア学生がどんどん増えています。
現在約半数が高校に行っていないインドネシアですが、教育に力を入れたい親の気持ちはどこも一緒。経済が発展し競争が激しくなるにつれて、日本や中国が歩いてきたような学歴、専門主義による予備校や留学期間、専門学校、HR関連の業界が勃興していくでしょう。

国際協力銀行(JBIC)によるとインドネシアは「投資有望国」で首位になりました。インドネシアは巨大な国。現地を知り、消費者を知ることでインドネシアへの投資を検討していってほしいものです。
(アジアクリック・ジャカルタ担当/ルキト)


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2014年1月21日火曜日

タイ人観光客へのインバウンド戦略——2つの成功事例から学ぶ写真キャンペーンの重要性

当記事の3行まとめ
1. タイ人は写真を撮るのも撮られるのも大好きで、Instagramの世界写真アップロード地ランキングで上位を独占している
2. 「てんや」のカバー画像変更キャンペーン、「ネスレ・フィットネス」のダイエット写真投稿キャンペーンが好結果を出している
3. タイ市場では「面白そう」が行動に直結するため、写真キャンペーンはブランディングと販促を同時に実現する有効な手段

前提:タイ人の写真好きを示す客観データ
タイ人は写真を撮るのも撮られるのも好きで、これは個人の趣味の話にとどまらず、市場特性として明確に表れています。スナップ写真共有アプリのInstagramが発表した世界の写真アップロード地ランキングでは、タイの場所が1位と2位を独占したこともあり、タイ人と写真の相性の良さは数字でも裏付けられています。
本ブログでは過去の記事「タイ人が教える、タイ語での観光ホームページの制作事例」でも、写真重視のタイ人の思考特性に触れました。本記事では、写真活用がタイ市場で実際にどのように成果を出しているか、Facebookでの2つのキャンペーン成功事例から考察します。

① 「てんや」——Facebookカバー画像変更でクーポン進呈
2013年10月、バンコクに東南アジア進出第一号店をオープンした天丼チェーン「てんや」が、開店前にFacebookで実施したのが、カバー画像変更キャンペーンです。
内容はシンプルで、自分のFacebookカバー画像を「てんや」のオリジナル画像に変更したユーザー300名に、300タイバーツ(約950円)のクーポンを進呈するというものでした。
日本では「自分のFacebookページのデザインの統一感を崩したくない」と考える人が多く、企業ブランドの画像を自分のカバーに設定することへの抵抗感は強い傾向があります。一方、タイ人は「サバーイ(心地よい、愉快)」の精神で、デザインの整合性を気にせず楽しむことを優先します。結果として、300名を超えるFacebookカバーが「てんや」バージョンに置き換わり、店舗認知の拡散効果を生みました。
バンコクで日本食店が1,000店舗を優に超える競争環境の中で、開店前にこの規模のリーチを獲得できたのは、タイ人の文化特性を読み込んだキャンペーン設計の成果と言えます。

② 「ネスレ・フィットネス」——ダイエット写真投稿で有名誌に掲載される企画
健康食品ブランド「ネスレ・フィットネス」が展開したのは、14日間のダイエット過程を写真で投稿するキャンペーンです。
優勝者には、アメリカの有名ファッション誌『Cosmopolitan』の誌面を飾る権利が与えられるという仕掛けで、この企画は「自分も有名誌に出てみたい」というタイ人の自己表現欲求に見事に応えました。参加者が続出し、ブランドへの好意度と健康食品としての位置づけを同時に高めるキャンペーンとなりました。
このキャンペーンが秀逸だったのは、商品の機能訴求(健康・ダイエット)と、参加者の願望(有名誌掲載)を、写真というメディアで自然に接続した点にあります。

③ 2つの事例から読み取れる、タイ市場の本質
2つの事例に共通するのは、写真の自由な表現を活用し、タイ人を楽しませ、遊び心を加えるという設計思想です。これは単なる「写真キャンペーンが有効」という戦術論ではなく、タイ市場の文化的特性に根ざした構造的な原則です。
日本の消費者は、個人写真のネット公開に保守的な傾向があります。一方、タイ人は「面白そう」という感覚がそのまま行動に直結する文化を持っています。この違いは、日本国内向けのキャンペーン設計をそのまま持ち込んでも機能しないことを意味します。
もちろん、個人情報の適切な取り扱いは大前提です。その上で、タイの遊び心を活かしたキャンペーン設計は、訪日インバウンド対策にも応用できる発想です。

まとめ
タイ市場における写真キャンペーンは、消費行動・ブランド認知・SNS拡散の3つを同時に動かす強力な手法です。「てんや」のFacebookカバー変更、「ネスレ・フィットネス」のダイエット写真投稿——どちらも、タイ人の文化的特性と参加者の心理を正確に読み込んだ設計が成果につながっています。
訪日インバウンドや日本ブランドのタイ市場展開を考える際にも、「タイ人にとって楽しめる仕掛け」と「写真というメディア」の組み合わせは、検討する価値の高い切り口です。

———

この記事の著者
高橋 学(たかはし まなぶ)
アジアクリック代表。タイ・バンコク在住。中国を含むアジアでの実務歴20年以上。日本語・英語・中国語・タイ語の4言語ビジネスレベル。東南アジア6カ国+インド+中国の現地ビジネス、訪日インバウンド、SNSマーケティングを専門とし、日本の自治体・観光団体・企業に対し、どの国に・どの順序で・どのように伝えるかの判断材料を提供している。

関連リンク
公式サイト:https://asiaclick.jp
note:https://note.com/aseanmana
お問い合わせ:info@asiaclick.jp

参考資料・関連情報
・日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計:https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics/
・日本貿易振興機構(JETRO)タイ国情報:https://www.jetro.go.jp/world/asia/th/
・タイ国政府観光庁(TAT):https://www.tourismthailand.org/
・パシフィック・アジア観光協会(PATA):https://www.pata.org/

2014年1月18日土曜日

イスラム教徒の訪日、機内食でもハラルが進む

 こんにちは!マレーシア担当のシャフィクです。今日はハラル機内食についてお届けします。
 日本に(短いですが)住んでいた身として、マレーシアから日本へ旅行する手段は限られています。私は航空便を利用するのが好きですが、実際マレーシアから来日するにはこの手段しかありません。飛行機からの眺め以外に私が航空便を好む理由ですが、それは機内食を味わえるからです。機内食は創造的だし、自分たちの国の料理も食べられます。
 今日の話題はこの機内食に関して。イスラム教徒は、宗教上の理由で自分たちが食べられないものが機内食で提供されたとき、どうしていると思いますか?





 幸運なことに、多くの航空会社では、オプションとしてスナックから夕食に至るまでイスラム教徒のための食事を用意しています。しかしながら、イスラム教徒の中には機内食にこうしたオプションがあることを忘れてしまい、フライトが終わるまで飲み物とスナックのローストピーナッツだけでしのぐことになってしまう人もいます(これは初めて飛行機に乗った人に多いです)。
 
 先週、私はインターネットでBrahim’s Holdingsという、ハラルフードを提供するマレーシアの事業者の存在を知りました。この会社は、イスラム教徒のためのハラル機内食を全日空に提供することに関心があるとのことで、全日空のすべてのフライトにハラル機内食を提供できるよう実際にその計画をしているそうです。これはより多くのイスラム教徒が日本にスムーズに来られるように、というムスリムフレンドリーな戦略のひとつです。世界で最も規模の大きいハラル機内食製造事業者は、このように自分たちで作った機内食を提供するだけでなく、「ハラルフードはどうやって作るのか」ということを日本の機内食製造業者に指南してもいるのです。

 このニュースは、日本に旅行に行こうと考えているイスラム教徒や和食好きにとって、本当に喜ばしいニュースです。私は日本へのフライトで食べられる、日本のカレーライスや芳しい香りのうな丼を食べたいといつも思っているくらいなので、このニュースは跳び上がるほど嬉しいです。個人的には、先のBrahim’s Holdingsはそのハラル食づくりの知識を、日本の食品製造業の人々が自分たちでハラルフードを作れるよう、彼らに共有すべきだと考えています。そうすることでまた、ハラルフードは間違いなく一層おいしくなると思うのです。

 ううう、次に日本へ旅行するのが待ち遠しくなってきました!機内食の和食と緑茶も更においしくなっているといいなあ…。
 ハラルフードに関してもいずれまたお伝えしましょう。では、また!

(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)


【アジア勉強会】
1/24(金)「アジアSNSで友達100人作ろう!」アジアに人脈を広げる、実践勉強会です。
1/30(木)「インドネシア観光客勉強会2014」現役ツアーガイドとインドネシア人による最新インドネシア観光客事情です。


2014年1月15日水曜日

インドネシア人観光客、3つの情報源で訪日FITが進む!? 

Selamat siang, インドネシア担当のルキです。
インドネシアの旅行者はどこに行っても価格次第です。旅行の色々な情報をどこから仕入れするのでしょうか? 今日はインドネシア人観光客の特徴を紹介します。



1、日本にいる友達と親戚にFacebookで聞く

 これはやっぱり一番です。なぜかというと友達からの情報が信頼できるからです。色々な心配も解決です。ビザの取り方とか、どこか泊まるとか、一番安い方法が教えられます。
しかも最近インドネシアではSNSが繋がりやすいので優先第一です。
インドネシア人同士での観光に関してのやりとりにも、やはりFacebookメッセージを使っています。


2,Googleでブログ検索する

 日本旅行した体験談ブログを検索します。情報はバラバラですが一番安い方法やハラル、モスク、イスラム対応のホテルなどの実体験なので信じれます。


3、旅行格安サイト

友達または親戚いなかったら、パソコンでエアアジアやエクスペディア、アゴダといったサイトを見ます。最近Airasiaのウェブで飛行機のチケットだけじゃなくて、ホテルまでも予約できます。この方法は便利の上で、時間と予算に合いやすいだと思います。しかし、この個人旅行は若者たち(10代、20代)中心のFIT個人旅行の方法です。


3、旅行会社に相談する

これが一番下だと思います。ツアーは便利ですけど、高くなってしまいます。しかもあまり自由時間がないです。人によって行きたい観光地が違うので、行きたくない所も行かさせれてしまいます。この方法は多分友達が日本にいない、30代以上の選択肢になります。

インドネシア人は「食べるものがなくても集まって話そう」という国民性くらい、おしゃべりが好きです。以上のように、安い飛行機やホテルが自分で探せますから、インドネシア人観光客を呼び込むなら、今から個人を狙って行って良いです。Facebookで日本の美味しいもの、きれいなもの、インドネシアにないものをどんどん教えて下さい!
(インドネシア担当/ルキ)


【アジアSNSセミナー】
2014年 1/16(木)に「アジアとのコミュニケーション方法を、成功・失敗事例から学ぶ!」勉強会を行います。ホストは徳本昌大氏。タイ・ベトナム・マレーシア・シンガポール・インドネシアでの現地事例から、どうやればアジアで消費者とコミュニケーションできるのかを解説します。詳細→ http://ptix.co/19ABiMu

インドネシア、東南アジア諸国からの観光インバウンドPRは
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株式会社アジアクリック
(アジア各国の特派員による、現地からの生情報)

観光客2800万人に挑む、マレーシアの2014年の観光インバウンド戦略「Visit Malaysia Year」とは?

 こんにちは!マレーシア特派員のシャフィクです。マレーシアはマラッカより、新年初記事をお届けします。

 年が明けて2週間ほどたちますが、この記事を読んでくださっている皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。マレーシアでは元日は国民の祝日ですが、翌日からは普通の日で仕事です。そんなわけで、元日はちょっとした休みとしては悪くない…そんな感じです。

今年はマレーシアにとって一つの節目の年になるかもしれません。というのも、政府が2014年を“Visit Malaysia Year”と宣言したからです。“Visit Malaysia Year”とは、マレーシアの各地で観光関連のイベントを開催し、世界に向かってマレーシアをPRしていこう、というものです。この温暖で美しい国を知ってもらおうと、観光省は国際的なものを含む数多くの文化的イベントを企画しています。




 “Malaysia Truly Asia”というテーマソング(http://goo.gl/8SwDmE)や、マスコットキャラクターのテングザルによって、魅惑の島々や世界最古の熱帯雨林、ボルネオのキナバル(山)…といったマレーシアの自然の美しさを紹介しています。マレーシアの見どころは自然だけでなく、変化に富んだ文化や美味しい食べ物にもあります。これらはみな、多様な民族がひとつの傘のしたで共に暮らしてきた結果なのです。この国にはご飯ひとつとっても、インド料理のカレー、中華料理の炒飯、そしてマレー料理のナシレマッ(ココナッツミルクで炊いたご飯)があります。これらがどのように現地の人々に食べられているかちょっと不思議ではありませんか?是非マレーシアにきて、あなたもこれらの料理に挑戦してみてください!

 それはさておきこのキャンペーンの最前線は、首都クアラルンプール(CNNで「買い物天国の都市」世界4位)にある巨大複合商業施設や、世界遺産で知られるマラッカ・ジョージタウンです。
マレーシアがこうしたキャンペーンを行ったのは今回で4回目となります。過去3回(1990年、1994年、2007年)のキャンペーン期間中は、訪馬観光客が増加し続けていました。今年は2800万人の観光客、760億リンギット(約2兆4千万円)の観光収入を見込んでいます。


 個人的には、今年はマレーシアへの旅行を考えている人にとってとても良い年になると考えています。ほとんどのイベントの日程が既に決定しているので、それに合わせて旅行プランを練ることが可能です。マレーシアは訪れる価値があるところばかりなので、私はどこもかしこも皆さんにお薦めしたくなってしまいます(それは近いうちにまた別の記事で!)。訪日外国人観光客1030万人を達成した日本も、人口以上の観光客を集めるマレーシアの観光戦略を、ぜひ注目してみてください。
 おっと、私も今年のこの盛り沢山のイベントを楽しむために、休暇と航空券の予約しなければなりません…ではまた!


(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)



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2014年1月14日火曜日

【インドネシア人イスラム教徒観光客から 最低守ってほしい、3つのルール】

スラマッシアン。 アジアクリック・ムスリム担当のルキトです。

ムスリムとしても、実は人によって奉仕レベルは違います。本当のイスラム教の規則は厳しくて、観光中に完璧に従うことは大変ですが、インドネシア観光客はなるべく守りたいですので、日本人の皆さんにお伝えします。

その1、ハラル規則に従う
一般的にはハラルというのは豚は論外と酒が入っていない。インドネシア人でも厳格なイスラム教徒は動物の殺し方が重要なので、牛肉と鶏肉も食べれないので注意してください。この人たちにとっては寿司や天ぷらなど魚は殺し方がないので、一番安心です。

その2、 祈りの時間
5回のお祈りは観光の時、組み合わせが可能で、時間割も変えられることを知ってください。しかし男性信者は毎週金曜日の1時ぐらいには、モスクでお祈りが必要です。

その3、お祈りの場所
お祈りの場所も大切ですが、実は一番大変のはWudhu(祈る前の清め)です。身を清めるのは大変なので、水で体を清められる適切な場所を考えてほしいと思います。


ハラルと祈りの時間と場所を考慮いただくことで、ムスリム観光客も安心して訪日旅行を楽しめます。
(インドネシア担当 / ルキト)


【アジアSNSセミナー】
2014年 1/16(木)に「アジアとのコミュニケーション方法を、成功・失敗事例から学ぶ!」勉強会を行います。ホストは徳本昌大氏。タイ・ベトナム・マレーシア・シンガポール・インドネシアでの現地事例から、どうやればアジアで消費者とコミュニケーションできるのかを解説します。詳細→ http://ptix.co/19ABiMu


インドネシア・マレーシアなどイスラム圏からの観光インバウンドPRは
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2014年1月12日日曜日

タイ人が教える、タイ語フェイスブックの運営事例 〜写真に加えて「キャッチフレーズ」も重要

サワディークラッ、バンコク特派員のタムです。
前回、タイ語ホームページの制作事例を紹介しました。

そこでは
1)画像を中心に制作する。
2)詳しい説明は、画像をクリックしたら見えるようにする
ことが大切であるとお伝えしました。

今回は、タイ現地企業がどうFacebookをタイ語で運営しているのかの事例を紹介します。

1)コメントが少ないのにも関わらず、シェアが多くなる!


赤い丸を見てください。コメントが少ないのにも関わらず、シェアが多いですね。今タイでもiPhoneやサムスンなどのスマートフォンでFacebookをやっていますがタイ語の入力は日本語や英語に比べてとても面倒なのです。ですから良い投稿でもコメントよりシェアが多くなってしまうのですね。

2)写真投稿キャンペーンが効果が高い



ですから、写真を投稿してもらうフェイスブックキャンペーンが有効です。上の事例はCMの芸能人と同じポーズを撮ろうというタイ健康食品会社のキャンペーンです。

このように、フェイスブックの運営にも写真が最重要な地位を占めます。
写真SNSのインスタグラムがタイで大人気なのもそのためです。
ぜひ良い写真を集めて、タイ人消費者に日本の魅力的な賞品の理由や観光地をフェイスブックで勧めてください。

しかし、タイ人のプロのライターは、鋭いフレーズを写真につけることを忘れません。
写真が中心だが、タイ人の心に刺さるキャッチ文も重要です。
(タイ特派員 / タム)


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2014年1月11日土曜日

ミャンマーの携帯・スマホ事情〜その2 1番人気は何とあのメーカー!

みなさん、明けましておめでとうございます。ヤンゴン特派員の後藤です。
ミャンマーの正月は4月中旬で、1月1日を祝う習慣はありません。今年はたまたまカレン族の正月が1月1日が休みになりましたが、いつもは休日ではありません。それでも、若者たちは海外の影響なのかカウントダウンを楽しむようになってきました。私の住んでいるアパートからも、大晦日は野外コンサートからのロック・ミュージックが流れてきました。

今日はその1に引き続き「ミャンマーの携帯・スマホ事情〜その2」です。

ミャンマー人の友人が持つHuawei C8115。CDMA800対応で、140,000チャット(約14000円)で購入した

■華為(Huawei)が強かった
私の身近のミャンマー人に、使っている携帯を聞いてみた。男性8名、女性15名の計23人だが、一人で2台持っている人がいるので、携帯の総数は25台だ。

聞いた人たち
・公務員 2名
・会社員 17名
・個人商店主と家族 2名
・小規模会社経営者 2名

持っている携帯
・華為 Huawei 14台  (56%)
・サムスン Samsun 5台  (20%)
・アップル Apple 2台  (8%)
・ノキア Nokia 2台  (8%) *2台ともフィーチャーフォン
・ソニー Sony 1台  (4%)
・モトローラ Motorola 1台  (4%)  *フィーチャーフォン

サムスンが一番多いかと思っていたら、圧倒的に華為が強かった。それに、スマホ率が88%と日本よりも高い。調べた人たちは公務員や会社員などの中流の人たちが多い。給料は月に1万数千円から3万円くらいの人たちだ。他は小規模の会社と個人商店の経営者が多少いる。

■2年前まではサムスン
私がヤンゴンに移住してきたのは2012年の9月。そのとき一番強かったのがサムスンだった。その前の2011年まではノキアが圧倒的に強かったらしい。まだスマートフォンが普及する前の頃だ。

2年前は2万円でSIMが買えるようになった年で、スマートフォンも世界的に普及し始めた頃だ。それに乗じてシェアを伸ばしたのがサムスンだった。サムスンが強かった理由が他にもある。iOSやAndroidではミャンマー語がサポートされてないので、ミャンマー語のメールやWEBサイトを見るためにはミャンマー語フォントをインストールしなければいけない。パソコンとは違いスマホにフォントをインストールするのは難しいが、サムスンのスマホでは簡単にフォントのインストールができるからだ。

その頃から華為のスマホも売っていたが、Made in China 自体がミャンマーでも評判が悪かった。普通のミャンマーにとっては高額なスマホ、安くてもわざわざ中国製のスマホを買う人は少なかった。

■1年前から華為が急激に売れ始めた
2013年4月からミャンマーで15,000チャット(約1,500円)の携帯が買えるようになった。その頃から急激に売れ始めたのが中国の華為だった。低所得の人でもSIMが買えるようになり、その人たちが買える金額のスマホというと中国製の華為だった。華為だと80,000チャット(約8,000円)からスマホが買えるという。

また、最近は携帯ショップでミャンマー語フォントやアプリのインストールを無料でやってくれるため、ミャンマー語のためにサムスンの携帯を選ばなくてもよくなった。

フィーチャーフォンだともっと安いものが買えるが、ミャンマーでは低所得の人でも無理してスマホを買う人が多い。今までパソコンを買えなかった人たちほど競ってスマホを買うようだ。今ではいたるところでスマホをいじっている人たちを見かける。そのスマホを安い値段で提供する華為、中国嫌いが多いミャンマーだが、華為は市民権を得たようだ。

■本当に欲しいのはiPhone?
今回聞いた人の中に二人だけiPhoneを持っていた人がいた。一人は韓国の化粧品会社のセールスマネージャーで給料は4万円ほどだ。もう一人は個人商店主の娘で、親からiPhoneを買ってもらった。二人ともそんなに裕福ではないが、スマホ大好きなので無理して買ったという。

何人かにiPhoneについて聞いてみた。「お金があったらiPhoneを買いたい」というのが共通した答えだった。ミャンマーでは日本と違い、携帯キャリアが補助金を出して「ゼロ円」でiPhoneが買えるようなシステムはない。現金一括で7万円以上払ってiPhoneを買うしかないのだ。給料の何倍もするiPhone、普通のミャンマー人にとっては、iPhoneは雲の上の存在だ。

■影が薄い日本製
携帯ショップで見かける日本製品というと、ソニーだけだ。車では絶対的な人気の日本製だが、携帯は弱い。ソニーの携帯もあまり人気がないようだ。まず、値段が高い。安いものでも2万5千円くらいはする。これじゃ、普通のミャンマー人には買えない。

でも、日本人だったらやはり日本製。日本以外のAndroidスマホだと、Androidの言語設定に日本語が出てこない。それに、日本語入力もできないので、自分で日本語入力アプリをインストールしなきゃいけない。ソニーのスマホだと日本語設定ができ、当然日本語入力もできる。私がミャンマーで買ったのも350,000チャット(35,000円)のソニーの製品だった。

今回、一人だけソニーのスマホを持っている人がいた。彼は華為との2台持ちだが、「ソニーは落としても壊れない」と気に入っていた。
(ミャンマー・ヤンゴン/後藤修身)

民族によって、インフラによって、消費者属性によって異なる携帯事情、情報収集の仕方。ミャンマーのみならず、アジア各国各民族各層によって異なります。

アジア勉強会の告知です。
【アジアSNSセミナー】
2014年 1/16(木)に「アジアとのコミュニケーション方法を、成功・失敗事例から学ぶ!」勉強会
を行います。タイ・ベトナム・マレーシア・シンガポール・インドネシアでの現地事例から、どうやればアジアで消費者とコミュニケーションできるのかを解説します。詳細→ http://ptix.co/19ABiMu


ミャンマー・ヤンゴンのフォトレポートなど東南アジア市場のお問合せはお気軽に
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(アジア各国の特派員による、現地からの生情報)

2014年1月9日木曜日

タイ人が教える、タイ語での観光ホームページの制作事例

サワディークラッ、アジアクリック・タイ特派員のタムです。
タイから、日本への観光が人気です。ツアーだけでなく個人で飛行機とホテルを予約していくタイ人観光客も多いです。

しかし、どの旅行サイトもタイ人にとっては見難いです、というのもタイ人は文字に依る情報よりも最初に写真に目に行く傾向が日本人より強いからです。

具体的な実例を挙げてみましょう。
こちらはタイ観光局のホームページです。
写真中心に構成されているのがお分かりでしょうか。
方や日本観光局のホームページは文字が多く、タイ人であればむしろバナーなど画像の方に最初に目が行ってしまい、本来タイ人に見せたいものもみてもらいにくくなるのです。






つまり、タイ語ホームページを制作するのに大切なことは2つあります。

1)画像を中心に制作する。

2)詳しい説明は、画像をクリックしたら見えるようにする


タイ人は1年間に8行しかタイ語を読まないという俗諺もありますが、文字を書いたり読んだりするのが好きなタイ人も多いです。ですから、しっかりとしたタイ語の書けるタイ人が行や段落などをチェックすることも重要。

観光資源は言葉で説明できないものも多いです。タイは色彩豊かな国ですから、日本の素晴らしい風景や食べ物も写真で私達に伝えるようにしてもらいたいです。
(タイ特派員/タム)


【 シンガポールで、自治体・企業のPRオフィス機能代行します 】
東南アジア市場のPRオフィス機能を代行、ASEANの消費者と日本のビジネスマッチングを提供しています。 観光インバウンドに、企業の現地営業サポートに。詳しくは
http://asiasns.blogspot.jp/2014/02/prasean.html

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2014年1月7日火曜日

台湾のソーシャルメディア事情——地元SNSの特徴と、Facebook活用が進む台湾市場

台湾のソーシャルメディア事情——地元SNSの特徴と、Facebook活用が進む台湾市場

当記事の3行まとめ

  1. 台湾はネットユーザーの97%がソーシャルメディアを利用する、アジア有数のSNS浸透国
  2. Facebookが圧倒的だが、地元SNSのPLURKや中国製のWeiboも独自の役割を担っている
  3. ビジネス活用ではFacebook一択で、特に飲食店分野では★評価とチェックイン数が来店動機を左右する

前提:親日と中国大陸との緊張が共存する台湾

台北からアジアクリックの高橋学です。台湾は親日派が多い一方、中国大陸との関係に関しては立場が分かれる社会です。繁華街では台湾独自の宣伝活動を行う車両が走り、それに対抗する形で中国大陸の共産党系の宣伝車両も走っているという光景が見られます。

中国と日本の文化が共生する台湾において、ソーシャルメディアの利用は極めて活発です。本記事では、台湾SNS市場の構造を、利用率・主要SNSの役割分担・ビジネス活用の3つの論点から整理します。

① ネットユーザーの97%がSNSを利用——アジア有数の浸透率

台湾ではネットユーザー1,154万人のうち、97%にあたる層がソーシャルメディアを使用しています(台湾comScore調査)。月間平均閲覧時間は6.46時間、閲覧ページ数は524ページにも達しており、SNSが日常生活に深く組み込まれていることが数字でも確認できます。

これは台湾の人口規模を踏まえると、総人口の約半数がSNSを使っているという水準です。市場としてのSNS浸透度は、アジアの中でも最上位グループに位置します。

② Facebook圧倒的、PLURKとWeiboは独自の役割を担う

台湾人がどのSNSをどれだけ使っているか、月間平均使用時間で見ると、Facebookが1ヶ月あたり415.8分と圧倒的な数字を記録しています。

ただし、台湾のSNS市場をFacebook一極で捉えるのは正確ではありません。地元発のPLURK(プラーク)が、特に20代女性を中心に掲示板的な用途で使われ、健闘しています。中国製のWeibo(微博)も一定の利用層を持っています。

興味深いのは、女性ユーザーのコメントやシェアの量で見ると、PLURKやWeiboがFacebook以上に活発という調査結果です。台湾の女性ユーザーにとって、これらのプラットフォームは深い議論や情報交換の場として機能していることを示しています。

それぞれのSNSの主な利用目的は次のように分かれています。

  • Facebook:ファッションなど買い物の口コミ
  • PLURK:アプリなどの口コミ
  • Weibo:芸能情報など娯楽

プラットフォームを目的別に使い分ける文化が、台湾のSNS利用の特徴です。

③ ビジネス活用はFacebook一択——飲食店分野では★評価とチェックイン数が来店動機を左右

ビジネス活用という観点で見ると、台湾市場ではFacebookが事実上の一択です。総人口の半数がFacebookを使っている以上、消費者にリーチする最短経路がここに集約されます。

特に活発なのが飲食店分野で、居酒屋などではFacebookページが乱立する状況になっています。Facebookページ上での値引きキャンペーンやプレゼント企画による誘客に加え、ページに付与された★評価とチェックイン数自体が、来店動機を左右する要素として定着しています。「Facebookで評価が高い店」という事実が、新規顧客の意思決定を直接動かす市場構造になっているのです。

④ 台湾でのPRは「3本の矢」——Facebook・ブログ・モバイル

台湾市場でのPRを設計する際の構造を、私は「3本の矢」として整理しています。

1本目はFacebook。本記事で見てきた通り、ビジネス活用の中心です。

2本目はブログ。台湾では個人ブログ文化が根強く、特定領域の専門ブロガーが消費者の購買決定に大きく影響します。

3本目はモバイル。スマートフォン経由の情報接触が前提となっており、PCサイトのみの設計では届きません。

この3本の矢のいずれが欠けても、台湾市場でのPRは片手落ちになります。

まとめ

台湾は、アジアの中でもSNS浸透度が最上位クラスの市場です。Facebookが圧倒的なシェアを持ちつつ、PLURKやWeiboがそれぞれ独自の役割で生き残っているという、多層的な構造を持っています。

ビジネス活用ではFacebookが中心になりますが、PRの全体設計としては「Facebook・ブログ・モバイル」の3本の矢で組むことが、台湾市場で結果を出す基本路線です。日本の企業や自治体が台湾向けの訪日インバウンド施策やプロモーションを設計する際にも、この3本柱を前提に組み立てることが、現地の消費者行動と噛み合う近道になります。


この記事の著者

高橋 学(たかはし まなぶ)
アジアクリック代表。タイ・バンコク在住。中国を含むアジアでの実務歴20年以上。日本語・英語・中国語・タイ語の4言語ビジネスレベル。東南アジア6カ国+インド+中国、台湾・香港の現地ビジネス、訪日インバウンド、SNSマーケティングを専門とし、日本の自治体・観光団体・企業に対し、どの国に・どの順序で・どのように伝えるかの判断材料を提供している。

関連リンク
公式サイト:https://asiaclick.jp
note:https://note.com/aseanmana
お問い合わせ:info@asiaclick.jp

参考資料・関連情報

2014年1月5日日曜日

中国に比べ「ASEAN諸国の日系企業が成功している」割合の高いという事実!

你好! 台北から高橋学です。
野村総合研究所が2011年にアジア進出している日系企業からとったアンケートで面白いデータを見つけました。



なんと、ASEAN諸国に既に進出している日系企業に聞いたところ、中国に比べ「成功」していると答えた企業の割合が明らかに多いのです。

データは以下の通り。
----

北京に進出している日系企業
・成功していると回答22%
・失敗していると回答22%

上海に進出している日系企業
・成功していると回答37%
・失敗していると回答17%

台湾に進出している日系企業
・成功していると回答36%
・失敗していると回答  7%

シンガポールに進出している日系企業
・成功していると回答41%
・失敗していると回答15%

マレーシアに進出している日系企業
・成功していると回答36%
・失敗していると回答  0%

参考)インドに進出している日系企業
・成功していると回答   0%
・失敗していると回答 10%

----

他にも、タイ、インドネシア、フィリピンなどASEAN諸国に進出している日系企業も、同様に成功していると答えている割合が高いのです。

これはどういうことでしょうか?

東南アジア諸国には以下の特徴があり、成功しやすい環境があると思われます。

1)親日国であり、信頼をベースにしたビジネスが出来る
2)古くから日本製品やアニメに接し、信頼や憧れがある
3)マレーシアなど、日本を見習おうという政策の方向性
4)資本主義、自由経済で風土が基本的に穏やか

特にシンガポール・マレーシアは、中東を含めたアジア全域から企業や消費者が集まり、東南アジア進出には比較的入りやすいマーケットといえます。その理由は上記に加え、

5)英語が通じる
6)多民族・多宗教の消費者にターゲティングできる
7)インフラが整備されている
8)会社設立、パートナー探しが比較的楽

ことです。

しかし、ASEAN諸国のハブであるこれらの国も、多民族多宗教であるから予め気をつけるべき事項があります。大きくは

・ローカルピープルと華人のビジネスにおける住み分け
・イスラム教と他宗教の事情を把握(思考、ハラール等習慣)
・パワーマネジメントな政治、法規制など最新情報を把握

アジアも外国であるため、状況確認は常に行っておきたいですね。

シンガポールでもマレーシアでも、どのASEAN諸国でも消費者は「高くても良いものをお得に買いたい」という心理は一緒。

来年2015年にASEAN経済共同体が発足すれば、EU(欧州連合)の5億人を8000万人超える世界最大の経済共同体となります。
中期的有望事業国としても、中国は初めて首位から転落。インドネシアが初の首位に。

中国、日本についで第3極となりうる東南アジア市場を、日本の質の良い商品を生真面目に努力して浸透させていく姿勢を基本においていきたいものです。
(アジアクリック/高橋学)


【 シンガポールで、自治体・企業のPRオフィス機能代行します 】
東南アジア市場のPRオフィス機能を代行、ASEANの消費者と日本のビジネスマッチングを提供しています。 観光インバウンドに、企業の現地営業サポートに。詳しくは
http://asiasns.blogspot.jp/2014/02/prasean.html

ご相談は、電話 03-6205-5619 またはメール info@asiaclick.jp までお気軽にどうぞ。

2014年1月2日木曜日

「過去20年で日本の誇りがV字回復」東南アジア市民は日本人をどう見ているか?

あけましておめでとうございます。

今朝、日経新聞で目に付いた記事があります。
「日本人の誇り、 20年間で上昇」です。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFE0600I_X11C13A2970M00/?df=2&dg=1

博報堂生活文化研究所の全国男女への調査で、日本人の「義理堅い」や「人情味がある」などで1992年より上昇が見られたと言う調査結果です。
また、近年では「国民としてまとまりがある」「国民の勤勉・才能」も上昇傾向にあります。

右側のピンク色が上昇、水色が下降を表す
また「日本文化が守られ」「世界から日本がより愛されるようになり」「日本人は良い方向に向かっている」との傾向もあります。
2013年、東京オリンピック開催決定、富士山の世界遺産登録、日本食の無形文化遺産登録、外国人観光客1000万人初突破などの良い結果に代表されるように、ようやく失われた20年から脱却してきたのだと思えます。



▼東南アジア人にも言われる日本人の美点

近年、東南アジア諸国を回っても、驚くことがあります。
タクシーの運転手や、友人、老人達と話をするとほぼ同じ意見をいただくのです。

「なぜ日本人は、自分たちのことでは無いのに戦争の話になるとペコペコしたりすみませんと言ったりするのか?」(シンガポール30代女性)
「日本が悪いと言うなら、アジアで植民地支配を続けていたイギリス・フランス・オランダや、中国共産党はどうなるのか?」(マレーシア20代女性)
「同じアジアである小さな島国日本が、強大な欧米諸国と戦い・勝ち、有色人種が白人とも渡り合えるのだと言う事実に驚きと興奮を覚えた」(マレーシア80代男性)
「戦争で負けた後、驚異的な復興を遂げ、自動車や添加製品としてサブカルチャーなど素晴らしい高い製品を生み出し世界第二位の経済大国になった」(インドネシア30代男性)
「日本は色があり美しい。春には桜が、秋には紅葉が、冬には真っ白な雪景色。道にはゴミが落ちていなく、 人々は親切で公共の場所でもマナーが良い」(タイ30代女性)

東南アジアの人々は戦時中から同じアジア人として日本の歴史を見続け、日本製品を通して努力、まじめさ、そして今訪日観光を通して日本と言う国の美しさ、質の高さに驚き、その有り難さを私たちより知っているのです。

私たち日本人自身は、これら日本の美点を堂々と自身の言葉で言えるでしょうか?

中国韓国以外のアジア諸国の親日度は、8割を超える (C)アウンコンサルティング 10カ国親日度調査より


▼東南アジア市民へ一歩も二歩も先の幸せをプロデュースできるのが、日本人の仕事

発展途上である東南アジア諸国に対して、このように信頼されている先進国民たる私たち日本人ができることなんでしょうか? ますます発展するASEAN諸国では、急激に増える交通量、流通量、情報量に於ける弊害が多発しています。例えば交通量に対しては空気が汚れ、流通量が多くなると粗悪品が増え、情報量が増えると何が本当か嘘か分かりにくくなります。ですから日本が環境に配慮した技術を提携し、価格だけでは無い商品価値があることを教育し、間違った情報に踊らされることもとなり、個人情報が悪用されることのない情報社会を作るなど東南アジア諸国の人々が経済発展に際してより安全に安心して暮らせる社会を作るお手伝いができるのです。これはすでに東南アジア諸国に多く進出している中国韓国にはできません。そして距離的、インフラにおいてアメリカにも難しく、東南アジアと距離的も近く尊敬され、有効関係にある世界で最も安心安全な日本がお手伝いさせていただくべきです。

ですから日本の企業政府が提案をするサービス、商品、政策などはプロダクトアウト、つまりこちらが考えたものを提案する形でもいいと思うのです。もちろん、相手の市場を知った上でこれがいいと思ったものを提案して東南アジア市場を引っ張ってきて言う考え方ができるのではないでしょうか。

ただ気をつけなければならないのは「相手を知る」ということ、「主役は市民である」ことです。ASEAN諸国は一枚岩ではなく、それぞれの国の中にも数百の少数民族とローカルピープル、インド系など多種多様な民族が存在し、さらにイスラム教、仏教、ヒンドゥー教など様々な宗教と宗派が存在しています。そして昨今タイやマレーシアに見られるような政党間と市民による闘争のように、そこに政治による価値観が加わることも忘れといけません

東南アジアの友人、日本は幸いにも宗教に於いては強い闘争もなく、政治の安定している方だといえます。何よりも東南アジア市民の人々の8割以上が日本を好意的に捉えていると言う事実があります。それは先に述べた通りここ数年で出来上がった好感ではなく、実際戦後の日本の復興、発展する力を見てアジア市民が驚き感動し、熟成されてきたものなのです。


▼自国の歴史と文化を学び直そう
敷島(しきしま)の やまと心を人問はば 朝日に匂ふ 山桜花    写真(C)fezman

以上のように、日本人自身が今一度学び思い出さなければいけないもの、それは「日本人としての誇り」です。起こるとはどこから生まれてくるのでしょうか?それは日本と世界の歴史を知ることであり、日本が数千年の間育んできた文化を学び実践することです。
昨今、残念ながら保身だけを考えて、日本人の誇りと歴史を否定するような言動をする人やメディアがいます。しかし先の言葉を直接、度重なり言われたことで、私は東南アジア市民から日本がどれだけ素晴らしく、尊敬されているのかを逆に思い出させてもらいました。

英語を学ぶ前に、共にに日本の歴史を学びましょう。
先人たちが何に立ち向かい、何を克服し、今の豊かで尊敬される日本があるのかを共に思い出しましょう。

日本人である自分が何者であるかが分かってこそ、他文化を持つ人々とコミニケーションできるのだと思うのです。
(高橋学)

【アジアSNSセミナー】
2014年 1/16(木)に「アジアとのコミュニケーション方法を、成功・失敗事例から学ぶ!」勉強会
を行います。タイ・ベトナム・マレーシア・シンガポール・インドネシアでの現地事例から、どうやればアジアで消費者とコミュニケーションできるのかを解説します。詳細→ http://ptix.co/19ABiMu

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