2013年5月24日金曜日

タイ人には「伝統」「写真」「口コミ」がキーワード! - タイ人観光客への観光インバウンド戦略

こんにちは、タイ・バンコクから髙橋です。 

830万都市のバンコク都。約3割が華人系タイ人
今日のバンコクも33度。雨季と乾季と「暑いかもっと暑いか」の2つの季節しか無いタイは、現在経済も安定しておりより多くの国から行き来されている観光大国です。

1998年以来20年ぶりの大幅なバーツ高と円安の波に乗り、増加の一途をたどるタイ人観光客。日本政府観光局(JNTO)によると、今年1~2月は前年同期比31%増の3万6000人で、東南アジア主要5カ国最大の伸びとなりました。現状、タイ人は団体ツアーで訪れる割合が比較的高いため、一度に大勢のニーズに応えられるテーマやプランの情報発信に力を入れたいところです。

最近、北海道の歌登という町の町営施設「うたのぼりグリーンパークホテル」が、タイ人観光客の人気を集めていると話題になりました。同ホテルでは、“日本らしさ”を一度に満喫したいというタイ人の願いを叶え、たこ焼き作りや流しそうめん、浴衣に着替えての餅つきといった、一見北海道ならではの体験とは言い難い型破りのプランを打ち出し、見事集客へとつなげたのです。



タイ人は日本に何を求めているのでしょうか?
今回色々なタイ人に話を聞いてみましたが共通しているのは
ズバリ「日本伝統の体験」です。
歴史や国民的ドラマのクーカムなどを通して知った先進国であり美しい国である日本を、より体感したいと思って観光に来ます。しかも日本人と体験を通して触れ合いたいと思っています。

タイ人のニーズをより多く、効率的にキャッチするためにも、タイ人へのプロモーションにはやはりFacebookが有効でしょう。首都バンコクでは、都市別でFacebook利用者数世界1位を誇るほど、タイ人はFacebook好き。英語でのコミュニケーションに長けているシンガポールやマレーシアとは異なり、タイのSNS使用言語はタイ語なので、タイ人からの人気の高い関西地方や沖縄県では、英中韓に続き、すでにFacebookページのタイ語対応を始めています。

沖縄県のFacebookページVisit Okinawa(th)
ただし、Facebook活用に際して、一般的なタイ人の特徴が2つあります。
①タイ人は、文字を読むのも書くのも嫌い!
→写真中心に、タイ語でも文字を少なくユニークに。
②日本である理由が必要!
→プーケットやシンガポールなど、既にASEAN近隣諸国に旅行しているので、より日本らしさ・本物が必要。特に韓国がライバル。


タイ人は「口を使ってうまく生きなさい」と言われて育っています。
また、タイ語はスマホで入力するのが大変です。
ここに、スタンプを多用できるLINE人気の秘密があります。
女性は特に噂話が好きで、良いことも悪いネタもすぐ広まります。
つまり、聞くこと・話すことが日本人以上に習慣なのです。

以上の点を押さえて、口コミのためのFacebook活用に是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(アジアクリック/髙橋)

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